金子大地、演じたクズ男に共感者ゼロ「ですよね~」<タスクとリンコ>
2019.01.12 17:04
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YouTubeドラマ『タスクとリンコ』の完成披露試写会が12日、都内で行われ、W主演をつとめる中村ゆりか、金子大地をはじめキャスト陣が登壇した。
中村ゆりか、役に没入「余韻が残るくらい」
監督志望としてテレビドラマの現場で経験を積んできた木村真人氏とフリー脚本家の森永直人氏の2人で結成した映像制作団体「INDIEZ」が手がける60分本格長編YouTubeドラマ第1弾。夫からわずか一週間で離婚を切り出される門代林子(リンコ)を演じた中村は「欠点がある男の人をやっぱり好きだから突き放すことができなかったりもする女性が、ずっと振り向いていくのではなくて、男性の成長も兼ねてどこか途切れを作らないといけない。そういう覚悟をリンコ自身もちゃんと受け止めて成長していかないといけなかった」と一種の“自立”をテーマとし「私は意外とリンコに寄り添ってお芝居することができました。自分がリンコになっているかのような感覚になるくらい、感情移入できましたね。余韻が残るくらい」と役柄に深く共感した撮影を回想。金子大地、クズ男に「共感できるところも」
一方、リンコと結婚したにも関わらず元恋人のことが忘れられず、揺れ動く門代佑(タスク)を演じた金子は「台本を読んで、とことん流されやすい役だと思いました。クズっぽくて、今までやったことない役だったんですけど、やっぱり共感できるところはありましたね。なんでタスクがあんなに元カノや奥さんに気にかけられる存在なのかというのを心がけて演じました」と話す。そこで中村が「リンコ側に立つか、タスク側に立つか」を観客に問うと、ほぼ全員「リンコ側」に手が挙がり「ですよね~…」と金子。念のため「タスク側の人…」と小声で問いかけたが、見事0人という結果に「いないやん!」とツッコミを入れていた。金子大地、現場での“奇声”暴露される
また観客からの質問で、現場での裏話を問われると柴田あやなが「体育館で撮影をして、金子さんと一緒だったんですけど、筋トレマシンがあって、ずっと(金子が)ウァー!って言いながら筋トレしてて。おびただしい叫び声でやってて、ビックリして、彼からそんな声が出るのかと…」と驚かされたことを告白。寡黙なタイプの金子だが「筋トレマシンがあったので、ちょっと興奮しちゃいました。マネージャーさんやスタッフさんがいて、結構ウケたから…」と笑わせるために大げさに叫んでいたと明かし、現場の雰囲気の良さをうかがわせた。同作は昨年9月から制作資金を募るクラウドファンディングを行っており、イベントではそのリターン特典として写真撮影やサイン入り台本手渡し会も実施。中村は「YouTubeドラマと聞きますと、すごく拡散されやすいですし、目にも止まりやすいので、そういった機会に参加させていただけることを光栄に思います。YouTubeドラマなのに、こうやってみなさんにお会いできたのは本当にありがたいと思いました」と感謝を述べ、「飛行機のモニターで映画を見る時、小さな画面でもやっぱり感動しますよね?なので、画面の大きさ関係なく、みなさんに感動を届けられたらと気持ちを込めて演じさせていただきました」と伝えた。
イベントにはほか、須藤蓮、青木柚、岡本至恩、石川夏海、濱津隆之が登壇した。ドラマ『タスクとリンコ』は14日午前10時にYouTubeにて公開。(modelpress編集部)
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