(左上から時計回りに)安達祐実、高橋英樹、三浦翔平、小日向文世、荒川良々、勝村政信、内藤理沙、林遣都、向井理(C)テレビ朝日

米倉涼子主演「リーガルV」向井理・林遣都ら豪華集結 新キャスト一挙発表

2018.09.03 06:00

女優の米倉涼子が主演を務める10月期のテレビ朝日系新ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(毎週木曜よる9時)のキャストが発表された。

今作は、米倉演じるスキャンダラスな元弁護士・小鳥遊翔子が、ワケありの弱小弁護士集団をこき使いながら、どんなに不利な訴訟でも“V”ictory=勝利を手にするため突き進んでいくストーリー。

米倉涼子と初共演のキャストが続々

翔子が率いる「京極法律事務所」は“弱小弁護士集団”だが、演じるキャスト陣を見渡すと紛れもない“最強チーム”。弁護士資格を剥奪された翔子の熱弁にまんまと乗せられ、「京極法律事務所」の代表弁護士になる京極雅彦を演じるのは高橋英樹。貫禄のある佇まいとは裏腹に、実務経験ゼロのペーパー弁護士を、茶目っ気たっぷりに演じる。

京極弁護士に加えて、弁護士チームを演じるのは林遣都勝村政信。突出した演技力で次々と高評価を得ている林は、真面目で優秀…でも真面目すぎて不器用な弁護士・青島圭太を熱演。映画『交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦』(2010年)でも共演した米倉に徹底的に振り回される、頼りないホープを真摯に演じる。一方、勝村が演じるのは“上から目線”のヤメ検弁護士・大鷹高志。「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズ(2012~2017年)でもおなじみ、米倉との息の合った掛け合いを展開しながら、唯一無二のスパイスを効かせていく。

さらに、パラリーガル軍団も濃厚。荒川良々が元ストーカーのオタク事務員・馬場雄一を、安達祐実が隠れハイスペックの元女性銀行員・伊藤理恵を、三浦翔平が顔も人もいいけど少々おバカなホスト兼パラリーガル・茅野明を、“これ以上はない!”というほど個性たっぷりな芝居で立体化する。

この「京極法律事務所」チーム、林&勝村以外は全員、米倉と初共演。彼らが一丸となったときに生まれる予測不可能な化学反応に注目だ。

向井理&小日向文世、米倉涼子と激突

勝利に向かってまい進する「京極法律事務所」チームの前に立ちはだかるのが、翔子も弁護士時代に所属していた大手法律事務所「Felix & Temma法律事務所」。そのエース弁護士・海崎勇人を演じるのは向井理。根っからのエリート男をスマートかつ嫌味たっぷりに演じながら、実は翔子の元カレ…との噂もある海崎の“高いプライドの壁に隠れた人間性”を、繊細に表現していく。

また、日本弁護士界のドンでもある代表弁護士・天馬壮一郎に扮するのは小日向文世。人権派弁護士として知られる天馬だが、実はダークで非情な男。元部下の翔子を法曹界から葬り去ろうと暗躍する。そんな男を小日向が底知れぬ不気味さを漂わせながら表現。物語を撹乱していく。

さらに、鉄道オタクでもある翔子が足繁く通う鉄道バーの店員・神保有希役で、内藤理沙も出演。緊迫感あふれる法廷とはまた違う、ホッと一息つける空間を提供する。(modelpress編集部)

第1話あらすじ

敗訴が原因で依頼人の母を自殺へ追い込む結果となり、失意の表情で断崖絶壁にたたずむ若手弁護士・青島圭太(林遣都)の腕を、喪服姿の女が突如つかんだ。「死んじゃダメ。勝つまで戦うの」――。女の名は小鳥遊翔子(米倉涼子)。青島をスカウトしに来たという翔子は「弱者を救うための法律事務所で一緒に戦いましょう」と熱く語りかけ、翌朝訪ねてくるよう言い残して去っていく。

一方、ペーパー弁護士の大学教授・京極雅彦(高橋英樹)は退官の日を迎えていた。実は京極、翔子から「一緒に正義の法律事務所を始めてみませんか?」と誘われ、新たな人生を踏み出そうとしていたのだ。ところが、肝心の翔子とは連絡がつかない状態…。そればかりか、翔子が弁護士資格を剥奪され、大手弁護士事務所「Felix & Temma法律事務所」をクビになっていた事実も判明する!恩師である京極から事情を聞いたヤメ検弁護士・大鷹高志(勝村政信)は詐欺だとにらみ、翔子の居場所を徹底調査。しかし、ようやく突き止めた住所を訪ねると、そこには「京極法律事務所」と記された表札と看板が!大鷹はやけに調子のいい翔子を警戒するが、代表弁護士として迎えられた京極はすっかり舞い上がり…。

その頃、翔子に指定された住所へ向かっていた青島は、駅のホームで痴漢騒動に出くわす。一流企業「君島化学」の社員・安田勉が、若い女性・三島麻央に「お尻を触られた」と糾弾され、必死で無実を主張していたのだ。見過ごすことができない青島は、安田の弁護を引き受けるのだが…。

その安田が後日、送検された! しかし、痴漢事件は圧倒的に被害者が有利…。弱者救済を高らかに謳っていたはずの翔子も、青島から話を聞くや「儲けも少ないし、売れない弁護士がやるクズ案件」とバッサリ切り捨てる。ところが、安田がふと発した“ある一言”に、翔子は目の色を変え…!?
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