小室哲哉、KEIKOとの衝撃の出会いを回顧
2016.08.07 23:26
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7日、代々木アニメーション学院東京校にて、同学院のプロデューサーに就任した秋元康氏・小室哲哉・つんく♂・指原莉乃(HKT48)によるパネルディスカッションが開かれ、4名が共演(つんく♂は海外より中継出演)した。
イベントでは「『アニメ×エンタメ』の新たな可能性と未来を語る」というテーマで熱い議論を展開した。人材を発掘する際の決め手について、秋元氏が「運を持っているかどうか」をあげた場面では、小室は妻でglobeのボーカル・KEIKOとの出会いを回顧。
「KEIKOもオーディションで出た瞬間にステージから落ちたんです。イントロの間に這い上がって、一番(歌い出し)に間に合った」といい、「ステージの裏側にいて見てなかったんですけど、かなりタフな人だなと」と衝撃的なハプニングによって印象付けられたエピソードを明かした。
秋元康、松井珠理奈の“強運”エピソード”を披露
一方、秋元氏は、出会いの直感で人材を発掘するタイプではないそうで、SKE48の松井珠理奈のオーディションでの“強運”エピソードを披露。当時50名のオーディションで49番だった松井が、カラオケの調子が悪く50番に。既に48番目までで大体の合格者を決めてしまっていたといい、「最後の1人になって誰も期待していない。そのときに現れたのが松井珠理奈だった。来た瞬間に『この11歳にかけよう』みたいな、49番目の子がラストに回った運」と運の強さの重要性を力説した。
今後、エンタメ業界で求められる人材とは?
また、「エンタメ業界で求められる人材」について、秋元氏は、メディアが多様化してきたことから「自分だけの価値観を持っていたりとか型にはまらない人を求めてるんじゃないか。食器から作るものを考えるんじゃなくてまず料理を作ってこの料理だったらテレビが良いなとかアニメが良いなとか考える時代に来ていると思う」と持論を展開。小室もこれに賛同し、「オール4の人よりほかは1だけど、5が1つある人」「ヲタクの枠を超えてしっかりした現象に消化できる時代になってきてる。特別な趣味を恥じることがなくなった」とコメント。つんく♂も「好きなことがはっきりしている人が強い。好きじゃないと続かないですね」と意見が一致していた。
秋元康・小室哲哉・つんく♂・指原莉乃の豪華競演は「混ざったら面白い」
同学院は、4名のプロデューサー就任によって「アニメーション」と「エンタテインメント」を融合させた新しいコンテンツを生み出し、業界の活性化を目指していく。今回は秋元氏が、ほか3名に声をかけたといい、パネルディスカッションを終え、小室は、「みんないつも会ってるわけじゃないですけど、良い意味で緊張感がなくて緩やか。ちょうどいい感じの頃合いのメンバーを見つけてきてくれたなあという感じがしますね」と充実した表情。
「みんなそれぞれ違うアンテナを持っているので混ざったら面白いと思いますよ、間違いなく」と今後の展開に自信を見せていた。(modelpress編集部)
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