モデルプレスのインタビューに応じた大原櫻子(C)モデルプレス

<大原櫻子「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」インタビュー>念願だった主題歌担当&ドラマ初主演のプレッシャーは?ラブホテルでの撮影も振り返る

2019.07.03 08:00

Paravi×テレビ東京グループ連続ドラマ「ドラマパラビ」で放送される「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」(7月3日スタート、毎週水曜深夜1時35分)でドラマ初主演を務める歌手で女優の大原櫻子がモデルプレスのインタビューに応じた。

「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」

大原櫻子/「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」第1話より(C)テレビ東京
大原櫻子/「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」第1話より(C)テレビ東京
同作は水に濡れるとタイムリープできるという特殊な能力を持つ主人公・水野羽衣(大原)が、その能力を生かし「びしょ濡れ探偵」として毎話事件を解決へと導く物語。

大原が演じる主人公・水野羽衣(みずの・はごろも)は、実家であるラブホテルの一室で、兄が営む探偵事務所の手伝いをしている女子大生。水に濡れるとタイムリープできるという特殊な能力を持っており、誰かの手によりびしょ濡れになることで過去へ、そして、自らびしょ濡れになることで現在へ。その能力を生かし「びしょ濡れ探偵」として毎話事件を解決へと導いていく。

大原櫻子、ドラマ初主演で毎回びしょ濡れ

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― まずはドラマ初主演おめでとうございます!オファーを受けた時の心境から教えてください。

大原:素直に嬉しかったです。脚本がブルー&スカイさんと聞いて絶対面白いんだろうなと思いましたし、すごくテンションが上がりました。矢本悠馬くんとは2回目の共演なので、気心知れてる人が1人いるというだけで安心感があって、お話をいただいた瞬間から撮影が楽しみでしたね。

― 連ドラ自体も久しぶりですよね。

大原:そうだ。だいぶ空きましたね。最近は舞台が多かったので、ちょっと久しぶりな感覚はありました。

大原櫻子、矢本悠馬/「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」第1話より(C)テレビ東京
大原櫻子、矢本悠馬/「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」第1話より(C)テレビ東京
― 矢本さんとは「水球ヤンキース」ぶりでしょうか。

大原:そうです。「水球ヤンキース」ぶりです。

― また“水”にまつわるお話なんですね。

大原:確かに!お互い水に縁があるのかな(笑)。

― タイムリープするシーンは、矢本さんに水をかけられることが多かったと思いますが、事前に相談はされたんですか?

大原:最初はスタッフさんがやってくださったんですけど、一発OKを狙って緊張されていたのか、すっごい痛かったんですね(笑)。なのでやもっちゃんにも「お願いだから優しくしてくれ。でも一発OKじゃないと困る」とものすごいプレッシャーを与えてました。でも、すごい上手くて結果的には良かったです(笑)。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― 実際NGはなかったんですか?

大原:ほとんどなかったですね。

― すごいですね。まだ寒い時期の撮影だったと伺いました。水を被るシーンは寒かったでしょうね。

大原:極寒でした。でも、メイクさんやスタイリストさんが湯たんぽを4つくらい用意して下さったり、とにかくホッカイロを貼ったりして寒さ対策を万全にしていました。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― 大原さん自身はタイムリープの力を手に入れたら、過去と未来どちらに行きたいですか?その頃何をしていると思いますか?

大原:50歳くらいになった未来に行ってみたいですね。いつかは家族が欲しいなと思っているので、仕事もしつつちゃんと家族にご飯を振る舞ってる主婦でありたいなと思います。

念願だった主題歌担当

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― 今回は主題歌も担当されています。大原さんならではの抜てきだと思いますが、いかがですか。

大原:実は毎回ドラマに出る度に「主題歌をやりたい」と言っていたんですけど、なかなか叶わなくて。今回も「やれたらいいな」と思っていたらお話をいただいたので、めっちゃ嬉しいです。本当に念願です。しかも既存の曲じゃなくてこのドラマのために作れたというのがすごく嬉しくて。作詞の高橋久美子さんとのやり取りも楽しかったです。でもだからといって、ドラマを見ないと分からない歌にはしたくなくて、万人に共感してもらえる歌を作ろうと思っていました。本当に1番やってみたかったことができたなと思います。

― 囲み取材の方では、主演を務めるプレッシャーはあまり感じていないとお話されていましたが、撮影に入る前は不安がありましたか?

大原:そうですね。でも監督がすごくフランクにいろんな話を聞いて下さる方だったので安心しました。

大原櫻子、ヤオ・アイニン/「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」第1話より(C)テレビ東京
大原櫻子、ヤオ・アイニン/「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」第1話より(C)テレビ東京
― 羽衣ちゃんはどんな子だと思って演じられましたか?

大原:「水野羽衣」という名前を聞いた時、すごくおしとやかで可愛いらしいふわっとした女の子なのかなと思いました。でも、事件を解決する時は凛とした女性になる。そういう二面性を持った子なのかなと思ってます。

― 羽衣ちゃんとの共通点を挙げるとしたら?

大原:結構私の家も賑やかなので、家族の仲の良さは共通してるのかな。あんなツッコミの多い家族ではないですけど(笑)。

ラブホテルでの撮影を振り返る

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― びしょ濡れになること、主題歌を務めること以外に今回新しい挑戦や発見はありましたか?

大原:今回ラブホテルで撮影したんですけど、環境がやっぱり普通の現場と違いますよね。セットではないのもすごい新鮮でしたし、お客さんも普通に入ってくるから「こんにちは~」みたいな。気まずくて逆に面白かったです(笑)。

― (笑)。かなりタイトなスケジュールで撮影されたとも伺いました。

大原:そうなんですよ。だからみんな「眠い眠い」と言っていたんですけど、ベッドが常にある。しかも結構良いベッドが(笑)。「空き時間に車で寝るとかじゃなくてベッドがあるなんて、最高!」っていうメリットもありました(笑)。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― お話から楽しそうな現場の雰囲気が伝わってきます。深夜ドラマらしいコミカルなやり取りも、見どころのひとつになりそうですね。

大原:そうですね。喜劇というかコメディって、本当にセリフの間が命なので頭を使うんですよ。そういう意味では大変でしたけど、楽しかったですね。アドリブも多かったんですけど、カットがなかなかかからなくて、矢本くんと大堀さんと「いつまでこれやってるんだろうな」っていうくらい2人がずっとふざけていて、私は素で笑っちゃってましたね(笑)。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― では、最後に見どころをお願いします。

大原:兎にも角にも脚本が本当に面白くて見どころ満載です!びしょ濡れになってタイムリープするシーンもほかのドラマじゃ絶対に見られないですし、ゲストの方も含めて本当に豪華な方々が出演されています。1話完結なので「先週見忘れちゃって内容が分からない」ということもないので、見やすいと思います。深夜にぴったりの笑えるドラマだと思うのでぜひ見て欲しいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
1996年、東京都生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒業。2013年、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」全国ヒロインオーディションで5000人の中から抜てきされ、スクリーン&CD同時デビューを果たす。2014年、女優として「日本映画批評家大賞 “新人賞”」、歌手として「第56回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」を受賞。以降、歌手活動と並行して、数々のテレビドラマや舞台へ出演を重ねている。

「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」第1話あらすじ

「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」第1話より(C)テレビ東京
「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」第1話より(C)テレビ東京
水に濡れると過去にタイムリープできる不思議な能力を持つ、就活中の女子大生・水野羽衣(大原櫻子)。羽衣と兄・淳之介(矢本悠馬)、父・進吾(大堀こういち)の3人家族は、進吾の経営するラブホテルに住んでいる。その一室で淳之介は探偵事務所を営んでいるが、探偵としての能力が乏しく、いつも羽衣のタイムリープに頼りっぱなし。

ある日、水野探偵社にやってきたのは、盗難事件の被害に遭い、犯人を突き止めてほしいという紳士服店の店長。盗難された服は、なぜかセンスが悪いダサい服ばかり。羽衣は、この奇妙な盗難事件の犯人を突き止める為、過去にタイムリープすることに。一方で、ラブホテルの一室で男女の心中未遂事件が発生。被害者女性の父親から、共に心中を図った男への復讐を依頼されるが…。果たして羽衣は、2つの事件の真相を突き止めることができるのか?
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