変化した互いの印象を明かす千葉雄大&山本美月(写真右より)【モデルプレス】

千葉雄大&山本美月「前と全然違う」 変化した互いの印象と今後の抱負を明かす モデルプレスインタビュー

2015.04.23 19:42

俳優の千葉雄大と女優の山本美月が、2度目の共演を経て、変化した互いの印象と撮影エピソード、今後の抱負を語った。

3月25日、沖縄県・宜野湾市にて開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」に出席。宜野湾トロピカルビーチで行われたレッドカーペットイベントに登場すると大歓声に包まれオープニングを華やかに飾った。今回、モデルプレスでは映画「Mr.マックスマン」の主演・ヒロイン役を務め活躍の幅を広げる2人にインタビューを行った。

― 沖縄を訪れてみていかがですか?

千葉:さっき来たので沖縄らしいことはまだ何もしてないですね。ソーキそばを食べたいです。

山本:意外とまだ寒いなって思いました。

千葉:レッドカーペットを歩いたことある?

山本:前に出演した映画のイベントでレッドカーペットを歩かせていただいたんですけど、緊張してすごく震えちゃって。サインが全然書けないぐらい手が震えちゃって申し訳なかったです。今日は求められることがあったらちゃんと書きたいと思っています。

千葉:どんな感じなのか想像がつかないので、山本さんについていこうと!

山本:いやいやいや…(笑)

千葉:じゃあ、リードできるように頑張ります!(笑)

2度目の共演となる映画「Mr.マックスマン」について

千葉雄大/第7回沖縄国際映画祭「Mr.マックスマン」舞台挨拶より
千葉雄大/第7回沖縄国際映画祭「Mr.マックスマン」舞台挨拶より
(左から)ロンドンブーツ1号2号・田村亮、千葉雄大、Mr.マックスマン、増田哲英監督/第7回沖縄国際映画祭「Mr.マックスマン」舞台挨拶より
(左から)ロンドンブーツ1号2号・田村亮、千葉雄大、Mr.マックスマン、増田哲英監督/第7回沖縄国際映画祭「Mr.マックスマン」舞台挨拶より
― 映画「Mr.マックスマン」では、新しいヒーロー像を演じ、またイメージが変わりましたね!

千葉:特撮シーンも結構あって、昔僕が戦隊ヒーローをやっていた場所で撮影をしたりもしました。当時のスタッフさんがいるスタジオにも遊びに行ったので懐かしかったですね。今回の撮影では以前とはまたいろいろ違って、もっとこうできたらとかいろんなことを考えながらできたなと。監督や周りのスタッフさんとかとみんなでここはこうしようとか、この方がいいんじゃないかとか、現場で話し合いながらやっていました。

―フジテレビ系の月9「SUMMER NUDE」以来2度目となる共演はいかがでしたか?

山本:なんか不思議な感じがしました。前に共演させていただいた時とイメージが全然違って、今回はすごく大人っぽく感じました。座長感がありましたね。

千葉:ウソだー!(笑)

山本:あと以前はそんなに話をする機会がなかったので、今回お話ができて良かったです。でも変なことしか思い出せないな、共通の知り合いの話とかテレビの話をよくしていました(笑)

― 印象に残っている共演シーンを教えてください。

山本:私が捕まっている目の前で、全身スーツで戦うシーンですね。かわいいなって思いました。

千葉:かわいい!?

山本:全身スーツが似合ってるのか似合っていないのか…、わからない感じがかわいらしいなって(笑)

千葉:本当に全身スーツだったからね。普通に全身スーツでスタジオ中を練り歩いていました。

山本:恥ずかしくなかった?

千葉:それが全く恥ずかしくなくて。結構、皆さんに「似合ってる!」「そんなに似合ってる人は見たことがない!」ってのせられてその気になっちゃっていました(笑)

― 千葉さんは山本さんの印象が変わりましたか?

千葉:僕は自分から話すのは得意じゃないんですけど、お話しやすいなと感じました。

山本:よかった!ありがとうございます。

千葉:こちらこそ!なんだこの感じ(笑)

新しいことを次々と乗り越えていく2人の共通点とは

モデルから俳優、女優と進化し続ける2人の共通点とは/千葉雄大、山本美月(写真右より)
モデルから俳優、女優と進化し続ける2人の共通点とは/千葉雄大、山本美月(写真右より)
― お2人はモデルから、それぞれ俳優、女優になっていますが表現方法の違いも含めて、演技の上で何か心がけていることはありますか?

山本:モデルさんはすごく作りこむお仕事で、顔とか動きとか1つ1つ形作っていくものだと私は感じているんですけど、お芝居の時はそういう形に捕われ過ぎないように意識をしています。モデルさんとしては歩いている時に印象に残るような顔をしたり、決めた感じで見せているんですけど、お芝居をする時はそういう作りこんだ部分を無くそうと思っています。

千葉:読者モデルをやっている時はスタイリストさんとかもいなくて、だいたい私服で顔なじみのカメラマンさんと話しながらラフな感じで楽しく撮影していました。お芝居をするようになって、「普通にして」って言われた時にサマになるには雰囲気とかが必要だなと思いますね。

― 今後やってみたい役も気になります!

山本:千葉さんが戦っている姿を見て、私も戦いたいなって思いました。捕まる役よりも戦って助ける側がやりたいですね。以前映画で戦う役を頂き、戦ってみたら、それが楽しくて。またアクションをやりたいって思いました。

― 山本さんは最近CM内でも、ドSキャラで叱る豹変ぶりが話題になりましたね!

千葉:あれおもしろかったです(笑)

山本:プライベートと真逆ですよ(笑)でも普段は怒ることが無いので、スッキリしました。相手の方には申し訳ないですけど、ストレス発散になりました。(笑)

千葉:僕はまだ高校生役ができるんだったら部活ものとかをやってみたいです。あと最近大学生ものって少ないなって思っているので、大学生とかもやりたいですね。

山本:私もキャンパスライフやりたい!四角関係みたいな意外とドロドロした恋愛ものとかも挑戦したいです(笑)同年代が多い現場とか楽しくなりそうだよね!

― 毎回、次々と新たな挑戦が続きますが、プレッシャーや困難に感じてしまう時はありませんか?

千葉:仕事に限らず辛いことや難しいことって、始まったばかりの時には「これがまだ続くのか」とか「いつ終わるんだろう」と思っちゃいますよね。でも絶対に終わりはあるので、そこまでどう頑張るかを考えていますね。ちゃんと終わりまでやろうと思っています。

山本:私は昔からポジティブで、嫌なことでもわりと楽しめるタイプというか、楽しいことを見つけるのが得意です。その日のお弁当とかケータリングが美味しいだけで癒されるぐらい(笑)現場にいる時に疲れたな、嫌だなっていう気持ちに飲まれてしまうことがあまりなくて、終わってからあの現場大変だったなぁとか思ったりします。あとはアニメを見たり犬と戯れてリラックスしています。

千葉:そうだね。美味しいものを食べて、いつもよりちょっと多めに寝たら、わりと大丈夫です(笑)

― これまでも1つ1つ夢を叶えられて来ましたが、叶える秘訣を教えてください。

山本:自信を持つことですかね。ずっと言っているんですけど、オーディションとかはとにかく自信を持って受けて、落ちたら「落ちるもの」って切り替えます。根拠の無い自信を持って、もしダメだったとしても「下手な鉄砲も数撃てば当たる」って信じてまた行動して。自信を持って行動していくことですね。

千葉:何でもいいなと思っていて。自分はこれだけは負けないってことがあればもちろん強みになるけど、何もないなと感じている人も意外な底力や可能性はあると思っていて。何か頑張ってみたら意外とうまくいくこともあるし、何が起こるかわからないので自分がどうしたいかという軸をちゃんと持っていたらいいと思います。ただやってみたいってやり始めるよりかは、こうなりたいとか、こうしたいとか具体的にイメージを持っていた方が続いていく気がします。

―では今後、御自身でどんなイメージを描いていますか?

千葉:ちょいワル?(笑)「なんか色気ある」って言われてみたいですね。

山本:まさかの答えでびっくりした!(笑)私はちょっとセクシーな色気のある女優に。これからもうちょっと大人っぽい部分も出せていけたらいいなと思います。

―ありがとうございました。

大歓声を浴びる千葉雄大&山本美月/第7回沖縄国際映画祭、レッドカーペットイベントの様子
大歓声を浴びる千葉雄大&山本美月/第7回沖縄国際映画祭、レッドカーペットイベントの様子
第7回沖縄国際映画祭、レッドカーペットイベントの様子
第7回沖縄国際映画祭、レッドカーペットイベントの様子
映画祭の開幕を飾るレッドカーペットへの登壇を控える中、インタビューに応じてくれた2人。終始和やかな雰囲気で、お互いの話を聞きながらそれぞれつっこみ、笑いあうことも度々とあった。次々と新たな挑戦を超えていく2人に共通するのは、“挑戦”というよりも“新たな可能性”を自然に楽しんでいる姿。これから先もまた思いがけない新たな一面で驚かせてくれそうで、まだまだ魅力は語り尽くせなさそうだ。(modelpress編集部)

■「Mr.マックスマン」
同作は千葉演じるいつも失敗ばかりでうだつが上がらない崖っぷちアナウンサーの谷口正義がメガネをかけると史上最強のサラリーマンヒーロー「Mr.マックスマン」に変身し、正義の味方として奮闘する姿を描いた物語。2015年公開予定。

千葉雄大、山本美月(写真右より)
千葉雄大、山本美月(写真右より)
千葉雄大 プロフィール
生年月日:1989年3月9日
出身地:宮城県
身長:173cm
血液型:O型

雑誌「CHOKi CHOKi」の専属モデルとして芸能活動をスタート。2009年、オーディションで「天装戦隊ゴセイジャー」のアラタ/レッド役に抜擢され俳優デビュー。その後はドラマ「桜蘭高校ホスト部」(2011年7月期、TBS系)、「SUMMER NUDE」(2013年7月期、フジテレビ系)、「きょうは会社休みます。」(2014年10月期、日本テレビ系)、映画「アオハライド」など数々の作品に出演し、昨年“ヌクメン(ぬくもり男子)”の代表格としてブレイク。4月スタートの新連続ドラマ「戦う!書店ガール」(関西テレビ・フジテレビ系、毎週火曜よる10時~)への出演も決定しており、今後のさらなる活躍が期待される。

山本美月(やまもと・みづき)プロフィール
生年月日:1991年7月18日
出身地:福岡県
血液型:O型
身長:167cm

2009年の東京スーパーモデルコンテストでグランプリを受賞し、雑誌「CanCam」の専属モデルとしてデビュー。その後、ドラマCX「幸せになろうよ」(11年)で女優としても活動を開始、話題となった映画『桐島、部活やめるってよ』(12年)にも出演。主な作品としては、ドラマCX「SUMMER NUDE」、CX「僕のいた時間」、TX「アオイホノオ」、NTV「地獄先生ぬ~べ~」、映画『黒執事』、『女子ーズ』、『近キョリ恋愛』、『小野寺の弟 小野寺の姉』など。2015年4月18日~NHK総合「64ロクヨン」(毎週土曜日22時~)にも出演し、映画、ポケモン・ザ・ムービーXY「ピカチュウとポケモンおんがくたい」(2015年7月18日公開)にもナレーション出演、初主演映画「東京PRウーマン」(2015年8月公開予定)を控えている。現在、多数のテレビCMにも出演中。
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