スマホがウイルス感染する?最新のセキュリティ事情を直撃取材
2015.06.29 12:00
今どき、女性の生活にも欠かせないのがスマホ。
みなさんも暇な時間はスマホでメールをしたり、SNSを見たり、サイトを見たり、ダウンロードしたアプリなどを楽しんでいる方も多いのでは。
でも、スマホのセキュリティって考えたことありますか?実は普段のスマホ使用でウイルスに感染して使えなくなってしまうこともあるらしいですよ。
そこで、今回はセキュリティの専門家であるシマンテックのノートン事業統括本部プロダクトマーケティング部の古谷尋さんにお話を伺いました。
特にスマホで懸念される被害としてアプリ関連の被害があるそう。
「世の中には630万件ほどのアプリが存在しているのですが、アプリストアにあるアプリであっても、悪質なアプリが紛れ込んでいることがあり、100万件がウイルスアプリ、230万件は迷惑アプリというデータが出ています。これはアプリストアの星の数が高いものでも関係なく危険性があります」と古谷さんは警鐘を鳴らします。
「スマホの被害で多いものは3種類のタイプがあります。一つはワンクリック詐欺、もう一つはランサムウェアというもの、もう一つはSNS出会い系でのゆすり被害です」。
ワンクリック詐欺は、主にアダルトサイトや男性向けのアプリで動画再生ツールや年齢認証などをクリックすると、「支払いのお願い」と表示が出てきて、お金を請求される被害。
ランサムウェアは、アプリの中で動画の再生などを行った時に、「法律では許可されていないことをしました。解除したければお金を払って下さい」などの金銭の請求が起こる被害。これはスマホがロックされたり、自身のスマホカメラで写真を撮られ表示され、本人を動揺させるなど悪質なもので、最近ではスマホは使えるものの、中に入っている写真やムービーといったデータに暗号をかけて開けないようにし、解除のためにお金を払わせようとするのだとか。
SNS出会い系でのゆすりは、SNSで出会った男性にエッチな写真を送ってしまい、その写真をゆすりのネタにしてお金を請求してきたり、SNSで取得した友達情報を悪用しようとする被害。
古谷さんにお伺いすると「まずは、そのサイトやアプリが安全かどうかを判断して利用することが必要。また、大人数にウイルスが蔓延したPCのウイルス被害と違い、スマホの被害は個人に対して金銭を要求する被害に変わっています。そのため一人ひとりがその被害に会う可能性があると意識することも大切です」といいます。
また、スマホに特化したセキュリティソフト「ノートン モバイルセキュリティ」を導⼊すればさらにスマホの安心度は⾼まるといいます。
「『ノートン モバイルセキュリティ』では、こういった危険性のあるウイルスアプリや迷惑アプリをストアで見ている時に『危険である』というアラートを出してくれます。また、ブラウザでの閲覧時にも危険性のあるサイトに飛ぶ際、アラートが出るため、危険を防げ安心です」と話しました。
他にも「ノートン モバイルセキュリティ」は、スマホをなくした時にGPS機能でスマホの位置を知らせてくれたり、音を出してどこにあるか確認することができたり、盗まれた時に悪用されないよう端末ロックをかけ、データ消去できたり、拾ってくれた人に対してメッセージを出す機能もあるそう。
古谷さんによると「国民性から日本人はセキュリティに無頓着で、アプリをダウンロードする際や、データをダウンロードする際も規約をちゃんとチェックしない傾向にあります。欧米ではそういったセキュリティ感覚もしっかりついており、スマホのセキュリティ対策ソフト利用率も日本より格段に高い」といい、日本人のセキュリティ意識の低さにつけ込まれ被害が広がっていることを問題視しています。
スマホでの被害は持っている人が被害を受けるだけでなく、アドレスや写真、連絡先などの情報を抜かればら撒かれる可能性もあり、周りの友達や家族にも被害が及ぶ可能性が。
今後、楽しくスマホライフを送るためにも、最低限のセキュリティ意識持っている事こそ、真の気遣いができる女性と言えるかもしれませんね。(modelpress編集部)
でも、スマホのセキュリティって考えたことありますか?実は普段のスマホ使用でウイルスに感染して使えなくなってしまうこともあるらしいですよ。
そこで、今回はセキュリティの専門家であるシマンテックのノートン事業統括本部プロダクトマーケティング部の古谷尋さんにお話を伺いました。
スマホで起こりうる3つの被害とは?
古谷さんは「PCと同じくスマホでもウイルス被害が存在します。スマホでフリーソフトなどをよくわからずダウンロードすると、アドレス帳などの情報が流出する可能性を秘めています」といいます。特にスマホで懸念される被害としてアプリ関連の被害があるそう。
「世の中には630万件ほどのアプリが存在しているのですが、アプリストアにあるアプリであっても、悪質なアプリが紛れ込んでいることがあり、100万件がウイルスアプリ、230万件は迷惑アプリというデータが出ています。これはアプリストアの星の数が高いものでも関係なく危険性があります」と古谷さんは警鐘を鳴らします。
「スマホの被害で多いものは3種類のタイプがあります。一つはワンクリック詐欺、もう一つはランサムウェアというもの、もう一つはSNS出会い系でのゆすり被害です」。
ワンクリック詐欺は、主にアダルトサイトや男性向けのアプリで動画再生ツールや年齢認証などをクリックすると、「支払いのお願い」と表示が出てきて、お金を請求される被害。
ランサムウェアは、アプリの中で動画の再生などを行った時に、「法律では許可されていないことをしました。解除したければお金を払って下さい」などの金銭の請求が起こる被害。これはスマホがロックされたり、自身のスマホカメラで写真を撮られ表示され、本人を動揺させるなど悪質なもので、最近ではスマホは使えるものの、中に入っている写真やムービーといったデータに暗号をかけて開けないようにし、解除のためにお金を払わせようとするのだとか。
SNS出会い系でのゆすりは、SNSで出会った男性にエッチな写真を送ってしまい、その写真をゆすりのネタにしてお金を請求してきたり、SNSで取得した友達情報を悪用しようとする被害。
スマホ被害を減らす心がけとは?
では、実際どう対策すればいいのでしょうか。古谷さんにお伺いすると「まずは、そのサイトやアプリが安全かどうかを判断して利用することが必要。また、大人数にウイルスが蔓延したPCのウイルス被害と違い、スマホの被害は個人に対して金銭を要求する被害に変わっています。そのため一人ひとりがその被害に会う可能性があると意識することも大切です」といいます。
また、スマホに特化したセキュリティソフト「ノートン モバイルセキュリティ」を導⼊すればさらにスマホの安心度は⾼まるといいます。
「『ノートン モバイルセキュリティ』では、こういった危険性のあるウイルスアプリや迷惑アプリをストアで見ている時に『危険である』というアラートを出してくれます。また、ブラウザでの閲覧時にも危険性のあるサイトに飛ぶ際、アラートが出るため、危険を防げ安心です」と話しました。
他にも「ノートン モバイルセキュリティ」は、スマホをなくした時にGPS機能でスマホの位置を知らせてくれたり、音を出してどこにあるか確認することができたり、盗まれた時に悪用されないよう端末ロックをかけ、データ消去できたり、拾ってくれた人に対してメッセージを出す機能もあるそう。
古谷さんによると「国民性から日本人はセキュリティに無頓着で、アプリをダウンロードする際や、データをダウンロードする際も規約をちゃんとチェックしない傾向にあります。欧米ではそういったセキュリティ感覚もしっかりついており、スマホのセキュリティ対策ソフト利用率も日本より格段に高い」といい、日本人のセキュリティ意識の低さにつけ込まれ被害が広がっていることを問題視しています。
スマホでの被害は持っている人が被害を受けるだけでなく、アドレスや写真、連絡先などの情報を抜かればら撒かれる可能性もあり、周りの友達や家族にも被害が及ぶ可能性が。
今後、楽しくスマホライフを送るためにも、最低限のセキュリティ意識持っている事こそ、真の気遣いができる女性と言えるかもしれませんね。(modelpress編集部)
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