のん、さかなクン役は「私以外にいない」細やかな役作り語る<第46回日本アカデミー賞>
2023.03.10 22:44
views
女優ののんが10日、東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われた「第46回 日本アカデミー賞 授賞式」に出席。優秀主演女優賞を受賞した。
のん、さかなクン役で優秀主演女優賞受賞
「さかなのこ」で優秀主演女優賞を受賞したのん。さかなクン初の自伝的エッセイを実写化した本作で、のんは好きなことに一直線で、周囲の人々を幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公・ミー坊を、性別の垣根を越え体現した。のんは「すごく最初はびっくりしました。『さかなクンの役を私がやっていいんだ?』って」とさかなクン役に驚いたという。続けて「違和感を出しちゃいけない役だと思った」とした上で、「本を読んでくうちに個人的な直感でしかないんですけど、私以外にいないって思えてすごいしっくり来た」と確かな自信も芽生えたと説明した。また沖田(修一)監督が男か、女かはどっちでもいいっていう張り紙をしてくれた」とし勇気づけられたとコメント。
しかし、役作りについては「めちゃくちゃ研究しました。さかなクンの動画を観てそんな動きの特徴があるんだろうとか、テンションの上がり方を掴んだりとか」と細やかな研究を告白。
学ラン時代ののさかなクンまで遡って動画を観ていたそうだが、「ミー坊の『好き』には複雑さがないんだなっていうことに気づいて。ネガティブな感情に影響されない『好き』がある。そのくらい純度の高い『好き』を持ってるんだっていうのを基にセリフを解釈していきました」と「好き」にまっすぐなミー坊への思いを語った。
ほかにも優秀主演女優賞には、「ケイコ 目を澄ませて」の岸井ゆきの、「PLAN 75」の倍賞千恵子、「流浪の月」の広瀬すず、「ハケンアニメ!」の吉岡里帆が選ばれた。
第46回日本アカデミー賞
同賞は2022年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品(劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品)が対象。司会は、4年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、2022年「花束みたいな恋をした」で初の最優秀主演女優賞を受賞した有村架純が務める。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
堂本光一が映画「フェラーリ」宣伝コメンダトーレに就任 堂本が“フェラーリ愛”を語る先行上映イベントも開催決定WEBザテレビジョン
-
【PR】愛らしい“もふもふ”に、予想外の涙…!大人をやさしく包み込む「ブルー きみは大丈夫」試写レポ東和ピクチャーズ株式会社
-
「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:」、動員14万人&興収2.1億円で週末動員興行ランキング1位を獲得WEBザテレビジョン
-
生田斗真&ヤン・イクチュン&奈緒の仲の良さが伺える、笑顔溢れるメイキングショットが公開<告白 コンフェッション>WEBザテレビジョン
-
<スター・ウォーズ>ダース・ベイダー、ダース・モール…暗黒面の支配者“シス”とは? “正義と悪”は表裏一体WEBザテレビジョン
-
間宮祥太朗主演「ACMA:GAME アクマゲーム」映画化決定 田中樹ら連ドラキャスト続投【劇場版ACMA:GAME 最後の鍵】モデルプレス
-
のん主演映画「私にふさわしいホテル」12月公開へ ティザービジュアル&コメント到着WEBザテレビジョン
-
のん、堤幸彦監督と初タッグ「夢のひとつが叶った」不遇な新人作家役に【私にふさわしいホテル】モデルプレス
-
平手友梨奈、圧倒的なオーラを封印して挑んだ“心を閉ざした少女”役での繊細な演技WEBザテレビジョン