小栗旬、初ハリウッド撮影は家族と共に「いろいろなことを面食らう」<ゴジラvsコング>
2021.07.02 20:02
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俳優の小栗旬と田中みな実が2日、都内で開催された映画『ゴジラ vs コング』初日舞台挨拶に爆笑問題の田中裕二・尾上松也・津田健次郎と共に登壇した。
小栗旬、ハリウッドでの撮影を回顧
本作は、映画史上最も象徴的な伝説の2大モンスターであるゴジラとコングの激闘を描くアクション超大作。シリーズ前2作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・蓮を演じた小栗は、ハリウッドの現場について「いろいろなことを面食らうというか。キャストもスタッフも、みんな家族を連れてそこに来ていて。月曜日から金曜日まで撮影で、土日がお休みという感じなので。土日ふらふら歩いていると、いろいろなスタッフさんの家族とかキャストの家族とかに会ったりするので、なんか不思議だなあっていう風に思いましたね」と回想。
小栗も家族を連れて行っていたそうで「楽しかったです。休みは前日とかに『みんなどこに行くの?』みたいな話になって、こんなところがいいよ、あんなところがいいよって教えてもらって。そういうところに遊びにいっていました」とも。また小栗は「スケールはやっぱりすごかったですね。1つのシーンにかける時間も、ものすごく長かったですし」とハリウッドでの現場を振り返っていた。
小栗旬「全編白目で登場しているという形に」
さらに、劇中で見せた白目シーンに話が及ぶと、小栗は「どんどん肉体的にシンクロしていくっていうことを表現してほしいって言われて。本当にいろいろなことをやっていくうちに、あそこにたどり着いたら、頭から『旬、これだ。これだよ!』って」と笑顔。「意識を持っていかれるみたいなことだっていう話をしているから、意識を持っていかれるっていったら、白目とかになるのかなと思って。そうしたら、ああなって。ほぼほぼ終始、全編白目で登場しているという形に」と続け「ものすごく喜んでいたので、俺はきっとこればっかり使われていくんだろうなっていう感じは、撮影中に感じましたけどね(笑)」とも語っていた。
田中みな実、本格的な声優に初挑戦
一方、ゴジラに襲撃されるハイテク企業の重役:マイア・シモンズ(エイザ・ゴンザレス)の日本語吹き替えを担当したみな実は、出演の反響を聞かれると「父が、ゴジラ好きで。私が子供の頃から、フィギュアをいっぱい持っていてですね。モスラとかキングギドラとか、いろいろな模型が父のお部屋にあったんです。なので、父が1番喜んでくれました。『絶対見に行く』って言ってくれました」と親孝行ができた様子。本格的な声優が初挑戦となったことについては「小栗さんがハリウッド作品に出演されるということで、私も公開前から1人のお客さんとしてとっても楽しみにしていたので、まさかこういう形で携わることができると思わず」と感慨深げ。
また「本当に、収録時間はあっという間で、私としてはとても楽しかったんですけど、見終わった後に『え?田中みな実出てた?』って思われるといいなと思って。声だけで聞いて見ていただけるっていうことで、なかなかないので、とても貴重な体験をさせていただきました」と笑顔で話していた。
小栗旬、田中裕二から報告受ける
その後、裕二から霜降り明星・粗品が「会うたびに、段々あなたに寄ってきている」という報告を受けた小栗は「粗品くん、たぶんジーンズの広告をされているみたいなんですけど、ときどき友人とかに『いまジーンズの広告やってる?』って言われて。いやごめん、やってないんだけどって(笑)。調べてみたら粗品くんだった」と笑っていた。この日は、日本へのゴジラの上陸を伝統的な日本式セレモニー“鏡割り”でお祝いする一幕も。小栗やみな実が金屏風を背景に、ゴジラとコングの特注クラッカー樽を、コングの武器である斧を使って割ると、煌びやかなクラッカーが飛び出していた。(modelpress編集部)
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