蒼井優“人生初”司会に「とても緊張」 話題のスピーチ回顧でアドバイス<第42回日本アカデミー賞>
2019.01.15 17:05
views
東京・グランドプリンスホテル新高輪にて15日、「第42回日本アカデミー賞」優秀賞発表記者会見が行われ、正賞15部門各優秀賞ならびに新人俳優賞などの受賞者・作品が発表された。司会は、日本アカデミー賞協会 組織委員会 副会長で俳優の西田敏行と「彼女がその名を知らない鳥たち」で「第41回日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞を受賞した蒼井優。2人は記者会見に出席した。
蒼井優“人生初”司会に緊張
今回が“人生初”司会になるという蒼井は、「学生時代も学級会みたいなもので司会をやったことがない私が人生で初めて司会をする場が、この日本アカデミー賞という大きな舞台ということでとても緊張しております。私にとってもそうでしたけど、今年のどなたかにとって忘れられない1日になることは絶対だと思うので、その皆様の喜びを一緒に感じつつ、西田さんと一緒に楽しく司会ができるようにつとめてまいります」と意気込み。「第41回日本アカデミー賞」の授賞式では、映画界への熱い思い訴えるスピーチが話題を呼んだが、今回は授賞式当日、司会者として受賞者をどのようにリードしていきたいかと質問を受けると「自信はまだないんですけれども、きっとすごく緊張するんですよ、あのステージの上って。思っていることが頭の中にある言葉の10%も出せないんじゃないかなと思うので、なるべく皆さんの頭の中とか胸の内にある言葉を聞かせていただけると嬉しいなと思いますし、私は去年ちょっと滑舌が悪かったために『映画界』と言ったのか『映画館』と言ったのかっていう議論があったというのは耳にするので、ひとつアドバイスするなら滑舌よく喋っていただけると伝わるのかなと思います(笑)」と大舞台を振り返りつつ、茶目っ気たっぷりに語った。
さらに、新人俳優賞に選ばれた上白石萌歌、趣里、平手友梨奈、芳根京子、伊藤健太郎、中川大志、成田凌、吉沢亮については「またひとつ、スタートラインに立ったって気持ちになるんじゃないかなと。もちろん、もうスタートはきってらっしゃいますけど、第二ステージのスタートラインをきった皆様の表情に期待しています」とメッセージ。また、西田は注目している新人俳優賞受賞者に上白石の名前を挙げ「男の子はあまり興味ありません」と会場の笑いを誘っていた。
『カメラを止めるな!』などが優秀作品賞に
同賞は、2017年12月16日から2018年12月15日までに東京地区において有料で初公開された優秀な劇場用映画及びアニメーション作品(1日3回以上、2週間以上継続して上映された40分以上の作品)が対象。今回は優秀作品賞に『カメラを止めるな!』、『北の桜守』、『孤狼の血』、『空飛ぶタイヤ』、『万引き家族』が選ばれ、各最優秀賞を決定する授賞式は、3月1日に同場所にて行われる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
多部未華子、ピクサー作品で初の日本版声優に挑戦 「特徴をつかむのに必死でした」<インサイド・ヘッド2>WEBザテレビジョン
-
多部未華子「インサイド・ヘッド2」日本版声優に初挑戦 “大人の感情・シンパイ”に息吹き込むモデルプレス
-
賀来賢人・岩田剛典・白石麻衣ら映画「聖☆おにいさん」第2弾キャスト解禁 白石は“福田組”初参加<出演者コメント>モデルプレス
-
東出昌大、主演男優賞受賞に喜び「大変うれしく思います」<日本映画批評家大賞>WEBザテレビジョン
-
筒井真理子、主演女優賞受賞 「自分自身は個性がない」役者を続ける理由とは【第33回日本映画批評家大賞】モデルプレス
-
磯村勇斗、助演男優賞受賞 映画作りのおもしろさ語る「やめられないなってすごく感じています」<日本映画批評家大賞>WEBザテレビジョン
-
新垣結衣、人生初の助演女優賞受賞「大事なことをたくさん教えてくれた作品」<日本映画批評家大賞>WEBザテレビジョン
-
磯村勇斗、映画「月」で助演男優賞 難役での受賞に「自分の中で2人が戦ってる」【第33回日本映画批評家大賞】モデルプレス
-
東出昌大、主演男優賞受賞 俳優業への思い語る「良い映画の現場に戻ってこれたら」【第33回日本映画批評家大賞】モデルプレス