佐藤大樹(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会

EXILE佐藤大樹、実写「ママレード・ボーイ」銀太役抜てきで“LDH俳優枠”として注目度アップ 原作者が“ワンコ感”絶賛<活躍&必見ポイントまとめ>

2018.02.01 07:00

EXILEFANTASTICS佐藤大樹(さとう・たいき)が、1992年~1995年にかけて「りぼん」で連載された吉住渉氏の人気少女漫画を満を持して実写映画化する『ママレード・ボーイ』(4月27日公開/廣木隆一監督)に須王銀太役で出演することが決定した。EXILEの最年少メンバー、そしてFANTASTICSリーダーとしても活躍する佐藤。今回、重要な役どころに抜てきされ、自身初の恋愛映画に出演することになった彼のこれまでの活動をまとめる。


“EXILEの末っ子”佐藤大樹、母性本能をくすぐる弟感

1995年1月25日生まれ、23歳。2014年「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に合格し、EXILEの最年少メンバーとして加入。また、EXILEの世界とともにリーダーを務めるパフォーマー集団・FANTASTICSとしても活躍中で、ボーカリストを探すオーディション「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION5~夢を持った若者達へ~」の開催が大きな話題に。12月にはそこから選ばれた2名が加入し、新たなスタートを切った。

個人としては、ドラマ「ワイルド・ヒーローズ」(2015年、日本テレビ系)、『HiGH&LOW』シリーズなど俳優としても精力的に活動。2017年は、舞台版からスタートしアニメをはじめとするメディアミックス展開を図っていく“逆2.5次元”作品「錆色のアーマ」に主演。同舞台では、ダンスで培われた高い身体能力を活かしたアクションを披露したほか、歌にも初挑戦した。

EXILEの最年少メンバーらしい“弟感”漂う雰囲気、愛らしいルックス…と母性本能をくすぐる要素満載。『HiGH&LOW』「錆色のアーマ」への出演で、俳優としても注目度が高まっていたところ、今回の抜てきとなった。

「ちょっとワンコっぽい感じ」と絶賛

佐藤大樹、桜井日奈子(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
佐藤大樹、桜井日奈子(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
佐藤が演じる須王銀太は、光希と遊の同級生でテニス部のエース。かつて光希が想いを寄せた相手で、実は銀太自身も一途に彼女を想い続けていたという役どころ。両親同士がパートナーを交換し再婚したことで、光希と遊が一つ屋根の下で暮らし始めると、銀太の秘めた恋心も揺れ動き始める。

銀太は、つねに遊と人気を二分するほど愛されてきた登場人物で、ファンの間では「突然ひとつ屋根の下で暮らすことになったクールだけど優しい遊、実は一途に想ってくれていた銀太…恋に落ちるならどっち!?」という熱い論争が繰り広げられるほど。

起用理由については、松橋真三プロデューサーが「連載当時、女性たちから人気を二分した人気キャラクターなだけに、慎重な選定をしました。大切なのは、吉沢亮さんと違うタイプのいい男で、本人の素養が“銀太”に近いこと。佐藤大樹さんは厳しいオーディションを勝ち抜きEXILEのメンバーになり、FANTASTICSのリーダーであり素晴らしいパフォーマーです。役者としても可能性を感じ、注目している男でしたが、本人に出会い、夢を持ち、礼儀正しく、そのまっすぐな瞳で一生懸命になんにでも取り組む姿はまさに銀太そのものだと思いました」と明かしており、撮影現場を訪れた原作者の吉住氏も「爽やかで、ちょっとワンコっぽい感じ。猫っぽい吉沢さんの遊と好対照で、良いバランス」と絶賛のコメントを寄せている。

テニスシーン&卒業後初の学生服姿に注目

また、映画で注目したいのはテニスシーン。テニスシーンがあると聞いた時から練習を重ね、テニス部のエースらしく説得力のある美しいフォームを追及したそうで、撮影では抜群の身体能力を発揮。

実際にテニス指導にあたったテニス指導のレックテニススクール冨塚拓彦氏からも「佐藤大樹さんの最初の練習で、レベルを見るためにまずボールを打ってもらいましたが、その運動能力に驚きました」と太鼓判を押されるほどの腕前で、本来撮影予定にはなかった試合のシーンも急遽追加されたという。

佐藤大樹(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
佐藤大樹(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
さらに、ファンにとっては“自身の高校卒業以来はじめて”という学生服姿もたまらない要素のひとつ。これまでにも高校生役は演じてきたが制服を着る機会は無く、本作の撮影で久々に袖を通したそうで、初々しいその姿も必見だ。

“LDH俳優枠”として注目

佐藤大樹、吉沢亮(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
佐藤大樹、吉沢亮(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
映画で三角関係となる桜井、吉沢について佐藤は、「桜井さんはすごく根性があって負けず嫌いで、いい意味で男らしく、作品を盛り上げようという気持ちが強く感じられ本当に素敵な方だと思いました。吉沢君とは恋のライバル役ですが、現場でも時間が空くたびに二人でいっぱい練習したり、プライベートでは二人でご飯や温泉に行くほど仲良くなりました。ライバル役が吉沢君で良かったです!」とコメント。

そして、銀太という人気キャラクターへの抜てきには、「原作がたくさんの方に愛されているので、銀太役が自分でいいのかなと不安に思うこともありましたが、監督や周りの方に支えられ、今の自分にできる精一杯の銀太を演じることができました」と語っている。

近年、佐藤が所属するLDH JAPANのアーティストでは、白濱亜嵐、片寄涼太などが先輩に続く“LDH俳優枠”として活躍しており、今年もGENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於が映画『虹色デイズ』(2018年7月公開)に主演することで話題を集めている。そこに佐藤も加わり、俳優としてブレイクなるか?“EXILEの末っ子”の演技に注目だ。(modelpress編集部)

佐藤大樹クランクアップコメント

原作がたくさんの方に愛されているので、銀太役が自分でいいのかなと不安に思うこともありましたが、監督や周りの方に支えられ、今の自分にできる精一杯の銀太を演じることができました。銀太は、真っ直ぐで一途で情熱もあるスポーツマンです。廣木監督からは「今の大樹が演じるままに、素でいていいよ」と仰って頂けたのが印象的でした。桜井さんは、積極的に話しかけてくれるし、作品を盛り上げようという気持ちが強く感じられる、本当に素敵な方だと思いました。吉沢君とは恋のライバル役ですが、現場でも時間が空くたびに二人でたくさん練習したり、プライベートでは二人でご飯や温泉に行くほど仲良くなりました。ライバル役が吉沢君でよかったです!原作ファンの方はもちろん、映画好きの方々にも是非観ていただきたいです!
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