アイドルグループNMB48の山本彩と渡辺美優紀が1日、都内で開催された映画「NMB48　げいにん！THE MOVIE お笑い青春ガールズ！」の初日舞台挨拶に、共演のお笑いタレント・ケンドーコバヤシと共に登壇した。

初主演映画の公開日を迎えた山本と渡辺。マイクを持った山本が「映画はどうでしたか？」と観賞を終えたファンへ呼び掛けると、会場から「おもしろかった！」「泣いちゃいました！」の声が起こった。山本は、「撮影中にちょっとうるうるしちゃうくらい感情移入できた映画なので、皆さんにもそういって頂けて嬉しいです」と喜びを語った。

渡辺は「初めての私たちの映画ということで、心から嬉しい気持ちと、たくさんの関わってくれたスタッフさんとか、共演者の皆さんへの感謝の気持ち、皆さんにたくさん見てもらえたらいいなという気持ちでいっぱいです」と心境をコメント。渡辺が「今日は皆さん、笑ってくれましたか？」と呼び掛けると、ファンから大声援が起り、「これからも皆さんといっぱい笑いたいと思います！」と笑顔で声援に答えた。

◆大喜利「こんなアイドルは嫌だ」

イベントでは、女子高のお笑い部員が全国制覇を目指すという映画の内容にちなんで、登壇者が質問に粋な答えを返す「大喜利」が行われた。「こんなアイドルは嫌だ！」というお題が出され、「嫌なアイドル」として、山本は、「制服がふんどし」と回答。ふんどしスタイルでステージに立つアイドルがいたら嫌というよりは、自分たちがやる羽目になったら嫌という観点で答えたという。

一方、渡辺の回答は、「メンバー全員92歳以上」。渡辺が「おもしろいですか？」とファンに語り掛けると、会場から、「おもしろい！」「最高！」という熱狂的な声援が沸き起こった。しかし結局、渡辺が一番笑いを取ることができなかったとのことで、罰ゲームとして、ヘリウムガスを吸った“変声”で映画の告知・宣伝をする羽目に。渡辺は極端にハスキーになった自らの“変声”に笑いをこらえきれず、ただ一言「一番気になる所は、間接キス！」とアピール。ケンドーコバヤシが、「彩とみるきー（＝渡辺）のあれね！」と意味深な相槌を打つ一幕もあった。

同作は、関西有数のお嬢様学校「なんば女学院」の「お笑い部」の部員たちが、「全国女子高生お笑い選手権」で優勝を目指す涙と笑いの青春物語。山本・渡辺のほか、NMB48の横山由依（AKB48）、山田菜々、小笠原茉由、小谷里歩、女優の田中律子などが出演する。

山本は、「お笑いももちろんですし、感動もたくさん詰まっていますので、小さい子からおじいちゃん、おばあちゃんなど、たくさんの方に見て頂きたいです。今日来て下さったメンバーも劇場に何回も足を運んで下さっても嬉しいですし、お友だちや知り合いの方にどんどん広めて行ってくれたら嬉しいです」とメッセージを送った。（モデルプレス）