【ミニバッグの中身】美容部員がガチで使う「ポーチいらず」の万能コスメを調査

キャッシュレスが普及し、お財布やバッグがコンパクトになった人も多いはず。昨年はスマホショルダーが流行し、外出時の荷物が少なくなる傾向が続いています。

さらに、昨年末に@cosmeが発表した「@cosme ベストコスメアワード 2023 上半期トレンド予測」では“ポーチレス”というワードが選ばれ、今後はメイクポーチを持たずに、ミニバッグやスマホショルダーにも入れやすいコスメへのニーズが高まると予測されています。

これまで、必要なコスメはポーチに入れて持ち歩いていましたが、ミニバッグやスマホショルダーで出掛ける人はどんなアイテムを常備しているのでしょうか？　今回は、コスメのプロである＠cosmeのスタッフ3名が、実際にミニバッグに入れている万能コスメを教えてくれました。

■@cosme美容部員 成島まりあさんの場合

成島さんのポーチレスコスメ

・アディクション「ザ マットリップ リキッド 22」3,520円

・ゲラン「ルージュ ジェ N°12 SATIN ブラウン」4,180円(ケース 3,080円〜)

・サナ 舞妓はん「BBリキッドペン 01」1,540円

・ボン パフューマー「302 オードパルファム15ml」4,180円

リップは質感の違う2本を持ち歩くのがマイルール。ケースに鏡がついているゲランのルージュ ジェと、食事をしても取れにくいマットリップを必ず持ち歩いています。今使っているマットリップはアディクションの春の新作。ブラウン系くすみピンクの色味に一目惚れし、予約までしたお気に入りです！

3つ目のアイテムは、舞妓はんのBBリキッドペン。筆ペンタイプのBBクリームで、コンシーラーよりカバー力は低いのですが、メイクの上からでも乾燥しにくくヨレにくいので、お直しに使っています。カチカチと回すと平筆にリキッドが出てくるので、時間のない時でもパパッと馴染ませ、お直しが完了する時短アイテムなんです！　これからの季節、花粉症などで鼻をかんでメイクが落ちてしまった時に大活躍してくれる一品です。

最後は、持ち歩きに便利なサイズ感のボン パフューマーの香水。302はお香のような香りで、人と被りにくいのがうれしい！　落ち着く香りなので、いつも持ち歩いています。

プライベートでも店頭に立つ時と同じように、できるだけ崩れないようにメイクをしているという成島さん。お直しは、小鼻周りとリップなど崩れやすいところだけ。持ち運ぶコスメを減らすためには、ベースのメイクを崩れにくくすることも重要そうですね。

■@cosme美容部員 ウトン光恵さんの場合

ウトンさんのポーチレスコスメ

・エレガンス「アルモニーアイズ 05」3,850円

・ジューシー「フルーツミラーリップグロス 09」1,980円

・ポーラ「ディエム クルール カラーブレンドパウダーコンシーラー」5,280円

・ジバンシイ「ランテルディ ソリッド パフューム」4,620円

エレガンスのアイシャドウは、お直しのタイミングで色味を足すために使用しています。とにかくきれいなツヤで肌馴染みが良く、さらにはパウダーの粒子が細かく柔らかいので、粉感が出ないのがお気に入りのポイントです！

ジューシーのカラーグロスは、みずみずしいのに落ちにくく、唇をぷるんとキャンディーのような質感に仕上げてくれるんです。パッケージもおしゃれで、持っているだけで気分を上げてくれるグロス。アイシャドウとグロスは、同じ品番を何度もリピートするほどお気に入りです（笑）。

あとは、青グマを隠すためにポーラのコンシーラーを持ち歩いています。粉感なく自然にカバーでき、隠したい部分によって色を変えれば、ハイライトやチーク、フェイスパウダーにもなり、これだけ持っていればベースメイクのお直しが完成する万能アイテムです。

4つめはジバンシイの練り香水。リップのような形でかわいらしく、持ち運びにも便利で、手軽に塗れるのがいい。手首につけてリフレッシュに使っています！

何度もリピートするほどの推しコスメを持ち歩いているウトンさん。ほぼ全顔のお直しを完成させるコンパクトな4つのコスメは、パッケージもデザイン性があり、お直しの度に気分を高めてくれそうです。

■@cosmePR 野田智子さんの場合

野田さんのポーチレスコスメ

・トーン「ペタル リキッド リップ アンド チーク 04」3,300円

・ローラ メルシエ「キャビアスティック アイカラー ミニ 12」 1,870円　※限定商品のため、現在取り扱いはありません

・ディオール「アディクト リップ グロウ 012」4,400円

・オクチシリーズ「オクチレモン」242円

トーンのペタル リキッド リップ アンド チークは、名前の通りチークやリップとしても使える万能コスメ。ふんわりとしたカラーで、ベタつかないのでお直しで使いやすく、血色感を出したいときにちょい足ししています。 

同じくじんわりとした血色感が魅力のディオールのリップもお気に入り。リップクリームのような使い心地で、ほんのりとした色づきなのに、マスク移りもしにくくちょうど良いんです。

アイシャドウは、ローラ メルシエで人気のキャビアスティック アイカラーのミニサイズを持ち歩いています。スティック状で簡単にニュアンスを変えられるのが魅力。持ち運びしやすいサイズで、アイシャドウの使いきれない問題も解決してくれます。

もう一つは、マウスウォッシュのオクチレモン。1本1回分なので持ち運びに便利なんですよね。1本忍ばせておいて、食後やリフレッシュしたいタイミングで使用しています。

野田さんが選んだコスメは、限られたお直しの時間でも、サクッと洒落感を演出してくれるコスメがラインナップしていました。

■ポーチレスでも妥協しないコスメを

たとえメイクポーチを持ち歩かなくなっても、妥協せずにモチベーションを上げてくれるコスメを持ち歩きたいですよね。コンパクトでマルチに活用できるアイテムがあれば、さらに持ち物の軽減を叶えてくれます。ポーチレス派のプロが選ぶ万能コスメを参考に、お気に入りのアイテムを見つけてみてくださいね。

（取材：鈴木麻葉／マイナビウーマン編集部）