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大分県湯布院町に星野リゾートの温泉旅館「界 由布院」が、2022年8月3日に開業する。

大分の人気温泉地に「界 由布院」開業

星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」の20施設目、九州においては大分県の「界 阿蘇」、「界 別府」、鹿児島県の「界 霧島」に続き4施設目となる「界 由布院」。
コンセプトは「棚田暦で憩う宿」。棚田を囲むようにつくられた施設の設計・デザインは、「界 別府」に引き続き、隈研吾氏が担当した。
宿の中心に広がる棚田に季節の移ろいが映し出される情景を、コンセプトコピーでは“棚田暦”と表現。由布岳をのぞむ静かな立地で、四季折々に表情を変える棚田の情景を感じ、温泉に癒され、のんびりと過ごすことができる。

美しい棚田を眺める特等席「棚田テラス」

「界 由布院」では、由布院の原風景のひとつである棚田を存分に堪能してもらえるよう、屋外エリアに「棚田テラス」を配置。
開放的な空と四季で移り変わる棚田の情景を一望できるテラスで、縁側で寛ぐように椅子に座れば、棚田や、その奥に広がる山々から季節の移ろいを感じられ、時間を忘れて由布院の原風景に入り込んでしまったかのような感覚に包まれる。

大分の文化に触れるご当地部屋「蛍かごの間」

「界 由布院」の全6タイプの客室すべてがご当地部屋「蛍かごの間」。
全室に、螺旋状の形が特徴的な「蛍かご」から着想を得た照明を配しており、照明をつけるとあたかも籠の中に蛍が生きているかのように淡い光が点滅する。
また大分県は真竹の生産量が日本一であることにちなみ、竹を使用した設えをヘッドボードやソファに取り入れており、地域の伝統工芸や文化に触れることができる。

四季ごとに色づく雄大な由布岳を眺める大浴場

大浴場の内風呂には、身体を芯から温める源泉かけ流しの「あつ湯」と、ゆっくりと湯に浸かり、心身ともにリラックスできる「ぬる湯」の2つの浴槽を配置。

また露天風呂では、豊後富士とも呼ばれる由布岳を眼の前に望むロケーションで、開放的な湯浴みを楽しめる。

野山の恵みに感謝する、ジビエを使った特別会席

夕食は、プライベート感が保てる半個室のある食事処で、ご当地の食文化を活かし、猪肉や穴熊肉などの野山の恵みを堪能できる特別会席を提供。

先付は猪肉と椎茸をミンチにし、最中で挟んだ「猪と椎茸の最中パテ」。大分県名産の「かぼす」のドレッシングで楽しむクレソンサラダを添えており、後味さっぱりと味わえる一品だ。

その後、大分県名産である竹をモチーフにした器とともに、酢の物・八寸・お造りを一緒に盛り合わせた華やかな「宝楽盛り」を提供。
そして、メインの台の物は、滋味豊かなスッポンの出汁に、牛肉、猪肉、鹿肉、穴熊（あなぐま）肉の4種の肉をくぐらせる「山のももんじ鍋」。

ジビエの中でも珍しい穴熊肉は、独特の甘みを感じる脂身が特徴で、個性的なそれぞれの肉にあわせた4種のタレを用意。脂身の味わいを引き立てる「かぼすおろし」で味わうのがおすすめだ。（女子旅プレス／modelpress編集部）

界 由布院

所在地：〒879-5102大分県由布市湯布院町川上398番
電話：0570-073-011（界予約センター）
客室数：45室（和室20室、露天風呂付客室20室、離れ5室）
付帯設備：ロビー、食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、
大浴場（男女別、露天風呂各１、内風呂各2）、棚田
料金：1泊35,000円～（2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付）
アクセス：JR由布院駅より車で約10分、大分空港より車で約60分

情報：星野リゾート

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