埼玉県飯能市にある、ムーミンの物語を追体験できる体験型エンターテイメント施設「ムーミンバレーパーク」がリニューアルオープンし、生まれ変わった内部の模様が公開された。
リニューアルした「ムーミンバレーパーク」お披露目
今回のリニューアルは、「ムーミンバレーパーク」の将来を見据えた段階的なリニューアルの第一弾。
リニューアルのテーマである“Well-being！”は『心もからだも心地よい状態が継続すること』という意味が込められた言葉で、パークを訪れたゲストが、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドや自然を通してのんびりでき、心とからだが笑顔になれる場所を目指した。
リニューアルのポイントは？
「ムーミンバレーパーク」ではこれまで、エンマの劇場以外では、ムーミンたちに出会う機会があまりなかったため、リニューアル後はムーミン屋敷をはじめ園内各所で、ムーミンや仲間たちと出会うことができるように。気まぐれにあらわれるためいつどこでチャンスがあるかは来園してのお楽しみだ。
展示施施設コケムスにあるレストラン「ムーミン谷の食堂」のメニューもリニューアルしたほか、エンマの劇場で上演されるショーも上演時間を約15分へと、小さな子どもも飽きずに見られるよう短縮した。
既存の園内施設も一部リニューアル。まず「パンケーキレストラン」は「レットゥラ ラウンジ」として生まれ変わり、店内ではシナモンロールをはじめ、美味しいパンやパーク内の探検を楽しめるコンテンツを入手できる場所に。
これから始まる“冒険”の前に、店内設置の原作小説を読んで想像を膨らませたり、物語に登場する「海のオーケストラ号」と撮影をして気分を盛り上げることができる。
また、“冒険”の途中でちょっと立ち寄り、ボードゲームに興じたり、ムーミンの物語に触れられるショートムービーを見ながら、あるいは自然あふれる宮沢湖をのんびり眺めて…など、ゆったりとしたスペースで思い思いの時間を過ごせる。
展示施設「コケムス」の2F「ショップ＆カフェ」は、ムーミン関連の書籍約400冊がずらりと揃う「ライブラリー カフェ」に一新。気になる書籍を自由に手に取って、木々を眺められる明るいテーブル席で本を読むことができる。
フィンランドの図書館をヒントに、カフェでは、ボードゲームも用意。店内で提供される美味しいパンやオリジナルブレンドのコーヒーとともに、読書やボードゲームに興じることができる。
子どもを連れて行きたくなるサービスが拡充
展示施設「コケムス」の2F「ワークショップ」は、子どもと一緒に学べて遊べる「キッズスペース」に改装。（※要保護者同伴）
室内にはソフトブロックや木製のおもちゃなど、小さな子どもの知的好奇心をくすぐる用具、ムーミンの絵本や仕掛け絵本なども取り揃え、絵本の読み聞かせなどのワークショップも開催。
3か所の窓ガラスには、用意されたペンを使って自由に描くことができ、ムーミンの世界観を通して遊びながら学べるスペースとなっている。
そして「ムーミンバレーパーク」の中央に位置する施設を、授乳室やおむつ台のスペースの場として拡張。待機室や救護室も兼ね備え、小さな子ども連れの保護者がより安心してパーク内を楽しめるようにしている。
入園料金も従来よりわかりやすく改訂
今回のリニューアルを機に料金体系も改定。入園チケットはこれまで入園チケットと1デーパスの2種あったが、1デーパスのみに統一。（おとな（中学生以上）3,200円、子ども2,000円（税込））
1デーパスの価格に含まれるものは、エンマの劇場、展示施設「コケムス」、ムーミン屋敷、リトルミイのプレイスポット、海のオーケストラ号、ヘムレンさんの遊園地の利用費。
さらにメッツァビレッジインフォーメーションでも1デーパスが購入できるようになる。（女子旅プレス／modelpress編集部）
ムーミンバレーパーク
所在地：埼玉県飯能市宮沢327-6
情報：ムーミン物語
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