シカゴ旅行で欠かせない!定番観光地を楫真梨子&保坂玲奈が女子旅
アメリカ第3の都市、シカゴが今女子旅でアツいって知ってましたか?イリノイ州にある世界最大級の淡水湖・ミシガン湖畔で栄えてきた高層ビルの街並みを形成する、著名な建築家による近代建築の数々と、その中に息づくシンボリックなアート作品。美味しいグルメやショッピング街もあり、新旧が融合する素敵な観光都市を、知らないままではもったいない!魅力だらけのシカゴ旅行を楫真梨子さん&保坂玲奈さんが初体験。女子旅で欠かせない観光マストスポットをご紹介します。
目次
- シカゴってどんなところ?旅行前に基本情報を簡単におさらい
- オールドシカゴの繁栄の象徴、シカゴシアターは必見
- シカゴの摩天楼に感動!地上412メートルから絶景を見渡す「スカイデッキ・シカゴ」
- シカゴ近代建築がひしめく遊歩道「リバーウォーク」でのんびりシカゴ川沿いをお散歩
- 遊び心溢れるアートが彩る都会のオアシス「ミレニアムパーク」
- Instagramで話題!計算づくの美しさに息をのむ「ルッカリー・ビル」の“映える”螺旋階段
- シカゴ発祥のシカゴピザ、地元住民でおすすめの名店「ジノスイースト」なら間違いない!
- 想像以上の美味しさ!絶品シカゴ風ホットドッグが味わえる「ポーティロズ・ホットドッグ」
- 買い物好き女子はマグニフィセントマイルへGO!
- フォトジェニック指数120%!アメリカンなランチも美味しい「ボンボバー」
- これぞシカゴ!というレイクフロントの絶景を求めて「ミュージアムキャンパス」へ
- “おしゃピク”しながら音楽フェス?チルな時間を楽しむ「ラヴィニア・フェスティバル」
- 予想を超える楽しさ!シカゴの未知数の魅力を体感する女子旅へ
シカゴってどんなところ?旅行前に基本情報を簡単におさらい
イリノイ州最大の都市であるシカゴは、日本から飛行機で約11時間。ミシガン湖畔にある数多くの町の中でも最大の規模を誇り、ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ人口約272万人を擁するアメリカ第3の都市です。
北海道の函館市とほぼ同緯度にあたり、アメリカ中西部に位置します。夏と冬で気温の寒暖差が大きいのが特徴。真夏は最高40度近くにまで上昇し、冬はごくまれにマイナス30度に達することも。季節に合わせて、体温調節できる格好で行くのが◎。
日本に比べて湿気が少なく過ごしやすいので夏の旅行は快適。通り雨に遭遇することも多いので、折り畳み傘はシカゴを旅する上でのマストアイテムです。
観光の足となる高架鉄道は、ブルーラインやレッドラインなど、色別に8路線が24時間運行しているのでとっても便利。暗くなってからの鉄道利用は控えておくのがベターです。
オールドシカゴの繁栄の象徴、シカゴシアターは必見
シカゴといえば真っ先に思い浮かぶのが、映画のワンシーンなどでも度々見かける「シカゴシアター」。1921年竣工、歴史的にも価値の高い劇場で、真っ赤な英字の看板と華やかなネオンライトに彩られた外観は、シカゴの観光名所と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるであろうシンボリックな存在。
内部はバロック様式でドーム天井の豪華さは圧巻。見学希望者のため、劇場内、ステージ、楽屋裏などをユニークなガイドが案内するバックステージツアーも開催されています。
ゴージャスで鮮やかな赤と黄色の装飾が際立つ日中の姿、派手なネオンが輝く夜の姿のどちらも見もの。時代が移り変わっても、今なおオールドシカゴの面影を色濃く感じさせてくれる場所です。
シカゴの摩天楼に感動!地上412メートルから絶景を見渡す「スカイデッキ・シカゴ」
産業・文化の発展と共に歩みを進めてきたシカゴ。“摩天楼発祥の地”と称されることもあり、ウィリスタワーやジョンハンコックセンター、ウォータータワーパレスとそれぞれ特徴的で、個性豊かな形状の高層ビルが、シカゴ特有の景色を形作っています。
下から大迫力のビルを見上げるのもいいですが、ぜひ上空から街の全景をはるか遠くまで見渡せる「スカイデッキ・シカゴ(Skydeck Chicago)」も訪れてみて。
全米第2位の高さを誇る、ウィリスタワーの103階、地上412メートルに位置する展望台からは、近代的な市街地とまるで大海原のようなミシガン湖の絶景を一望できます。
快晴の日なら、周囲4州にわたる最大80kmものパノラマビューを望めるのだとか。東西南北、見る方角によって街の表情も変わり、違った印象を抱くはず。
一部上空にせり出しているガラス張りのデッキもあり、足元を見下ろすとはるか遠くの地上の景色が丸見え。高所恐怖症の方でなくても、一瞬ヒヤっとするスリリングな光景が広がっています。日没後であれば、シカゴ特有のオレンジ色の明かりが印象的な、あたたかみのある最高の夜景を楽しむことも。
実はこちらの展望台、連日長蛇の列ができる人気スポット。そのため、かなりシビアな制限時間が設けられており、3人以下のグループだと60秒間、4人以上でも90秒間とかなりのショートステイとなってしまいます。かなりの急ぎ足で見ても間に合わないかも…?というくらい、僅かな滞在となるので、事前に撮影する構図を決めておきましょう。
シカゴ近代建築がひしめく遊歩道「リバーウォーク」でのんびりシカゴ川沿いをお散歩
シカゴは、北アメリカにある五大湖のひとつ、ミシガン湖畔で発展を遂げてきた、水運に恵まれた街。リバーノース中心部とループエリアを東西に流れるシカゴ川に沿って整備された「シカゴリバーウォーク(Chicago Riverwalk)」は、シカゴの名建築の数々を間近で楽しめる、散策にうってつけのコース。
遊歩道を散策しながら、世界屈指の超高層ビル街であるシカゴ川沿いに林立する、とうもろこしのような形のツインビルや、ウィリスタワー、ジョンハンコックセンター、トランプインターナショナルホテル&タワーなどの建築物の迫力を間近で体感できます。
地元住民に交じって、水辺に軒を連ねるウォーターフロントのカフェやバーで明るいうちから乾杯したり、腰掛けスペースでのんびりおしゃべりをする時間も楽しみのひとつ。
シカゴ川を行き交うボートクルーズ船で、ガイドの説明を聞きながら様々な近代建築物を水上から楽しむ、建築ツアークルーズも観光客から人気のアクティビティです。
遊び心溢れるアートが彩る都会のオアシス「ミレニアムパーク」
シカゴ滞在中のリラクゼーションスポットとしておすすめなのが、ダウンタウン中心部にある「ミレニアムパーク(Millennium Park)」。
ここはニューヨークのセントラルパークのような美しい庭園が広がる、市民の憩いの場。敷地内のスタジアムで無料コンサートが開催されたり、フードフェスや休日の朝にヨガクラスが行われることも。
そんな都会のオアシス、「ミレニアムパーク」に来たなら、ぜひ見ておきたいのが2つの巨大アート。
ひとつは、豆のような形からとった“ザ・ビーン”の愛称でおなじみ、「クラウド・ゲート」というオブジェ。インド出身の彫刻家アニッシュ・カプーア氏が手掛けた作品で、メタリックな曲面にシカゴの街が映り込み、角度によって異なる景色が見えるように設計されています。
ふたつめは、2対のタワー状の巨大スクリーンを覆うように水がとめどなく流れ落ちる「クラウンファウンテン」。こちらはスペインのアーティスト、ジャウメ・プレンサ氏の作品で、約15mの巨大スクリーンいっぱいに、シカゴの一般市民1,000人の顔のアートワークがLEDライトで次々と映し出されていきます。
2つ向かい合うようにそびえ立つスクリーンの中間部に浅い水たまりができており、時折スクリーン上の人物の口から勢いよく水が吐き出されることも。夏場は水着で水遊びに興じる子どもたちが集まり、とっても賑やか。都市空間の中で息づく芸術作品のエネルギーを肌で感じてみて。
Instagramで話題!計算づくの美しさに息をのむ「ルッカリー・ビル」の“映える”螺旋階段
シカゴを拠点として活躍したダニエル・バーナム氏とジョン・ウェルボーン・ルート氏、2人の建築家の設計による、19世紀のシカゴを代表する商業用高層ビルのひとつ「ルッカリー・ビル(The Rookery Building)」。
オフィスビルのため一般人はロビー部分までしか入れませんが、ガイドツアーでのみ入場可能な、上層階で見られる、フォトジェニックな螺旋階段の風景がInstagram上で注目を浴びています。
連接されたライトコートを含む内装は、フランク・ロイド・ライト氏のデザインによるもの。美しいレースのような花の形をしたメタルアートが施された手すりが螺旋を描き、縦長のガラス窓から降り注ぐ陽の光が階段の白さを際立たせています。
シカゴのアーキテクチャツアーや、建築事務所バーナム&ルートの建築物見学ツアーの参加者のみ、上層階に上がれるので、気になる方はぜひ参加してみては?
シカゴ発祥のシカゴピザ、地元住民でおすすめの名店「ジノスイースト」なら間違いない!
シカゴ滞在中のお目当てといえば、特大サイズのアメリカンフード。厚手の生地にとろけるチーズたっぷりのシカゴピザに、肉の旨味溢れるハンバーガー、プリッとしたソーセージの挟まったホットドッグ…旅行中でしか味わえないご当地グルメはマストで味わって!
中でも、日本でも一大ブームを巻き起こしたシカゴピザは、シカゴ発祥の名物グルメ。数ある名店の中から、地元在住の方におすすめしてもらって訪れたのが「ジノスイースト(Gino’s East)」。こちらはシカゴだけで4店舗を構える人気店です。
今回頼んだのは“Deep dish pizza”のベーシックとペパロニ。厚手のプライパンで香ばしく焼き上げた生地に、たっぷりの熱々チーズと、トマトの旨味が濃厚なソースがベストマッチ。薄い生地がお好みの方向けの“Thin crust pizza”や、パスタ、サラダ、デザート類も充実しています。
そしてダイナミックなピザに負けないくらいのインパクトを放つ、ペイントだらけの内装にも注目。壁どころかベンチや支柱、背伸びしても届かない天井付近まで隙間なくびっしり埋め尽くされていて、余白を探す方が難しいほど。希望すれば店員さんにペンを借りて、好きなところに旅の記念ペイントを残せます。
想像以上の美味しさ!絶品シカゴ風ホットドッグが味わえる「ポーティロズ・ホットドッグ」
シカゴピザと並ぶ、シカゴの名物グルメと言ったらホットドッグ。しかもシカゴのホットドッグは一般的なケチャップ&マスタードたっぷり…なものとは一味違い、ソーセージと大きめのピクルスをサンドし、マスタードで味付けした、シンプルなツウ向けの味わい。“シカゴ風ホットドッグ”“シカゴドッグ”と呼ばれ、子どもから大人まで世代を問わず愛されています。
絶品のシカゴ風ホットドッグが味わえると、地元で評判の「ポーティロズ・ホットドッグ(Portillo’s Hot Dogs)」は、アメリカ映画のセットのように賑やかな内装で、なんだかテーマパーク内にあるレストランのよう。
こちらのホットドッグは、肉の旨味を凝縮したソーセージに大ぶりのピクルス、グリーンペッパー、新鮮な刻みオニオンとスライストマト、レリッシュを、ポピーシードをまぶしたバンズでサンド。味付けはマスタードとセロリ塩のみとシンプルながら、日本ではなかなか出会えない美味しさ。
薄くスライスして煮込んだ牛肉を特製グレイビーソースに浸したイタリアンビーフというサンドイッチも絶品!見た目のボリュームから想像するよりペロリと完食できちゃうはず。一度食べたらきっと恋しくなる美味しさにやみつきです。
買い物好き女子はマグニフィセントマイルへGO!
シカゴでウィンドウショッピングを楽しむなら、世界的な人気ブランドのブティック460軒以上が並ぶ、洗練されたショッピングエリア・マグニフィセントマイルへ。ダウンタウンで一番のショッピングエリアなので、買い物好きなら滞在中に一度は訪れてみたいところ。
ここのランドマークである全長47メートルのウォータータワーは、1871年の大規模な火災に見舞わてれも焼けなかったことで注目を浴び、現在では復興のシンボルに。ミシガン・アベニューを挟んで横にある似たデザインの建物は観光案内センターとなっています。
フォトジェニック指数120%!アメリカンなランチも美味しい「ボンボバー」
Instagramのハッシュタグ「#bombobar」で検索すると、ずらっと一覧に並ぶ、パフェのようなデザートドリンク。フォトジェニックなSNS映えドリンクが堪能できる「ボンボバー(BomboBar)」は、感度の高い女子ならきっと気に入るおすすめカフェ。
お目当てのトッピング山盛りドリンクは「クーラーチョコレート」という名前で、チョコドリンクに山盛りホイップ、クラッシュオレオを散らし、クッキーとドーナツを豪快に添えた“クッキーモンスター”と、チョコソース入りのチョコドリンクに山盛りホイップ、焼きマシュマロ、チョコクッキー、コットンキャンディを添えた“スモア”の2種類。
他にも、スポイトに入ったソースで好みの味にカスタマイズできちゃう揚げドーナツや、色とりどりのスクープアイスクリームとついつい写真を撮りたくなるものばかり。野菜たっぷりのサラダボウルや、軽食向けのハンバーガー、ピザも美味しいのでランチついでのカフェタイムにぴったりです。
これぞシカゴ!というレイクフロントの絶景を求めて「ミュージアムキャンパス」へ
これぞシカゴ!という景色を求めるなら、高層ビル群を抜け出し、約23万平米もの敷地面積をもつ「ミュージアムキャンパス(Museum Campus)」へ足を伸ばしてみて。こちらはミシガン湖岸の本土からせりだすように浮かぶノーサリー・アイランドという小島から、ミシガン湖の向こうに広がる理想的なシティビューを楽しめる景観地区。
「ミュージアムキャンパス」は風景だけでなく、アドラープラネタリウム、天文学博物館、シェッド水族館といった観光名所を多く擁するエリアのため、しっかり時間を確保して訪れてみてもいいかもしれません。
街中にいる時は決して見られない、レイクフロントの風景をシャッターに収められる絶景スポットです。
“おしゃピク”しながら音楽フェス?チルな時間を楽しむ「ラヴィニア・フェスティバル」
シカゴ郊外のハイランドパークで、毎年5月末から9月にかけて開催されている夏の風物詩「ラヴィニア・フェスティバル(Ravinia Festival)」。一般的な野外ライブフェスとは違い、生演奏をBGMに自由な時間を過ごすのが地元流の過ごし方。
多くの参加者は、芝生エリアにキャンドルやアウトドア用品を持ち込んで、自然に囲まれながらお酒や食事を堪能しつつ会話を楽しむ、チルな時間を満喫しています。
敷地内ではフードコートやレジャーグッズのショップが営業しているので、豪快なグリル肉や、マカロニチーズ、サラダボウルなどをゲットしたら、レジャーシートを広げてお洒落ピクニックを満喫しましょう。
入場料は、出演者によって変動。アーティストがパフォーマンスするステージ前の座席エリアは芝生エリアよりお高め。シカゴ中心部から電車で約40分、または車やバスでも行けて、観光客でも足を運びやすいのでぜひ旅の思い出に参加してみて。
予想を超える楽しさ!シカゴの未知数の魅力を体感する女子旅へ
アメリカ旅行といえば、どうしてもハワイやニューヨーク、ロサンゼルスなどのイメージが先行しがち。ですが、実際に現地を旅した2人の口からは「予想していた何倍も楽しかった!」「有名なほかの都市より好きかも…!」という言葉も飛びだすほど、すっかりシカゴの観光都市としても魅力に目覚めてしまったよう。
また、海外だからといって背伸びしたり気取らずのんびり過ごせる空気感も魅力のひとつ。今回滞在した6月下旬は、年に一度の「シカゴ・プライド・パレード」週間の真っ只中で、至る所に虹色のフラッグが。アメリカ屈指のLGBTQ+シティという一面もあり、多様性を受け入れる柔軟さや、従来の常識に捉われない自由な生き方を肯定する懐の広さも、シカゴの居心地の良さの一因なのでは、と感じられました。
観光都市として未知数の魅力を秘めたシカゴ。旅行好きならきっと心惹かれる、シカゴをはじめとするイリノイ州全土の観光名所やカルチャー&イベント情報は「イリノイ州観光局」公式サイトにてご覧いただけます。
広大なイリノイ州について知れば知るほど、個性豊かでユニークな歴史背景をもつ他の都市にも興味が湧いてくるはず。
シカゴからノースショアまで、イリノイ州は旅の魅力が盛り沢山!
新しい発見があってこそ旅の面白みも増すというもの。ぜひ次の長期休暇に、現地の素敵なスポットの数々を自分自身で発見してみては?(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:イリノイ州観光局
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。