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日本には石狩鍋、きりたんぽ鍋、あんこう鍋などたくさんのご当地鍋が存在していますが、山口県周防大島（すおうおおしま）には、冬が旬のみかんをまるごと鍋で煮込んだ「みかん鍋」というインパクト大のご当地鍋が存在しているのをご存知ですか？見た目以上に、実際はどんな味なのか気になっちゃいますよね。

「みかん鍋」が名物の周防大島って？

山口県南東部の瀬戸内海に浮かぶ周防大島は、青く美しい瀬戸内海に浮かぶリゾート然とした大島郡で、別名“瀬戸内のハワイ”と呼ばれています。漁業が盛んで、本州と周防大島をつなぐ全長1,020mの大島大橋は誰でも通行無料です。

また農業の面では、県のみかん生産量の約80～90％を担う「みかんの島」として親しまれ、秋～冬の旬の時期はおいしいみかんを活かした「みかん鍋」が人気を集めています。

冬の定番「鍋料理」にみかんをイン！「みかん鍋」って？

周防大島町の特産品である「みかん」と冬の定番料理「鍋」とは、ちょっと驚くような組み合わせですよね。

そもそも「みかん鍋」とは「鍋奉行御用達」の焼印が入った焼きみかんと、みかんの皮を練り込んだ地魚のつみれをはじめとする、瀬戸内海の海の幸を存分に味わうことのできる周防大島ならではの名物料理で、爽やかな柑橘の香りとピリリと辛いみかん胡椒がアクセントとなり、食欲をそそります。

「鍋奉行御用達」の6文字は、JA山口大島や広島県環境保健協会の厳しい検査項目をクリアした周防大島産みかんだけに与えられるもの。鍋に使っても安心・安全なみかんであるという証拠です。

そして鍋のシメのお楽しみがメレンゲを加えた「みかん雑炊」。淡雪のようなふわふわの食感で、どれだけお腹いっぱいでもぺろっと食べられちゃいます。

ビジュアルのインパクトだけでなく、美肌や風邪の予防にも効果の期待できるみかんの栄養もしっかり摂れる「みかん鍋」。もし実際に食べる際は、お魚や野菜だけでなく、栄養のつまった果皮も一緒に食べるのがおすすめですよ。（女子旅プレス／modelpress編集部）

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。情報：山口県

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