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最近のブラッド・ピットのファッションといえば、千鳥格子のバケットハットや、映画『ブレット・トレイン』のプレスツアーで着用していたピンクのスーツやスカートなどを思い浮かべるだろう。彼は、60歳を目前にして明らかにワイルドなスタイルを楽しんでいる。
しかし、ピットのような“ハリウッドで最も実験的なファッション・ガイ”でさえ、時には気楽に過ごす必要がある。そのような日に彼は、もう少し“普通で素敵”なアイテムを身につけるのだ。
7月19日(現地時間)、F1ハンガリーGPのサーキットに到着したピットは、レザーのスポーツバッグを持ち、時計はIWC インヂュニア “ジャンボ”(76年製、文字盤はカスタム)を着用していた。このような名品を身につけているピットなら、スウェットシャツも超レアなものを選ぶだろうと思うかもしれない。しかし冷え込みが厳しかったこの日、ピットは英国ブランド「サンスペル」の肌触りの良い一着を着用していた。
ジョナサン・アンダーソンによる一着
柔らかなグリーンカラーの一着は、あたたかく、超軽量なコットンのループバック素材を使用している。また、このスウェットをさらに特別なものにしているのが、JW アンダーソンとロエベでクリエイティブ ディレクターを務めるジョナサン・アンダーソンによるものだという事実。この一着は2009年、当時サンスペルのクリエイティブ ディレクターだったアンダーソンが発表したアイテムなのだ。
ブラッド・ピットはこれまでも、サンスペルのアイテムを愛用してきた。彼は5年前、主演映画『アド・アストラ』のプレスツアーでは同ブランドのポロシャツを着ていた。
ピットがF1ハンガリーGPで着用していたのと同じ「Thyme」のカラーは完売しているが、カラーバリエーションは20色以上ある。要チェックだ!
From British GQ
By Adam Cheung
Translated and Adapted by Mamiko Nakano