アイコニックな「馬上の騎士」をサンダルでも
チーフ・クリエイティブ・オフィサーのダニエル・リーによる3度目のコレクション。フラワーモチーフなど自然を感じる柄や、ブランドのアイコンである「馬上の騎士」をあしらったアイテムなどがランウェイを彩った。サンダルも然りで、アウトドアらしいデザインにブランドアイコンを乗せたものや、優雅さを感じるパデッドのアッパーなどで、英国らしいエレガントさを表現している。
甲をすっぽりと覆うナパレザーのアッパーは、パデッドでボリュームを持たせてあり、リラックスさと遊び心を感じさせるデザインに。中央には「馬上の騎士」がデボス加工であしらってあり、ブランドらしさをしっかりと主張している。同色のアウトソールの裏側には、ナイトブルーのブランドロゴを大胆に配備している。
ナイロンテープのストラップに、ラバー製のソールというアウトドアらしいスポーティーさを醸し出せる一足。長さを調節できるストラップは「馬上の騎士」がエンボスされたラバーのバックルで仕上げている。インソール全体に騎士のモチーフが大きく彫り込まれていて、クラシカルな味わいをプラスしている。
光沢のあるカーフレザーで仕上げた、ラグジュアリーなスライドサンダル。シールドプレートのみならず、インソールにも「馬上の騎士」を配すことで、バーバリーらしさを追求している。ソールは硬質なレザーを用い、重厚感たっぷりに主張。スクエアなデザインのヒールもモダンなスパイスとして効果を発揮する。
成型したソールとアッパーが一体となった、ラバースライドサンダル。アッパー部分に複数の穴を空けたパーフォレーティッド加工を施し、赤と白の薔薇と「馬上の騎士」をモチーフにした、取り外しができるチャームをあしらった。スポーティなデザインだが、メイドインイタリーらしい、精巧な作りを堪能できる。
文・オオサワ系、森下隆太 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視（GQ）