ブラックを基調にした大人な色使い
シンプルで飽きのこないデザイン、使い込むたびに愛着が湧くレザー。筆記具からスタートしたブランドだけあり、機能面も配慮されているのがモンブランのレザーコレクションの特徴だ。アイコンでもある「マイスターシュテュック」生誕100周年の今年は、モンブランの山を表現したスペシャルアイテムも数多く登場している。
「マイスターシュテュック」の生誕100周年を祝したオリジナルカラーであるブリティッシュグリーンを採用。スフマート仕上げという、インクが柔かく溶け込むようなデザインを職人の手作業により施した、グリーンのグラデーションが美しい一品だ。W24×H18×D7cmと使い勝手に優れたミニショルダーで、収容物が整理しやすいジッパーとオープンポケットを配備。
柔らかなレザーを使用し、モンブランらしいクラフツマンシップを追求した「ソフトコレクション」。この時期らしい優しいグリーンに心も弾む。サイズはW42×H34×D9cmと大容量。ノートPCだけでなく、仕事で使うガジェットなど荷物が多いビジネスマンにもおすすめだ。外づけしたポケットは中身がサッと取り出せるだけでなく、デザインとしても目を引くアクセントに。
「マイスターシュテュック」のオリジナルカラーである”コーラル”からインスピレーションを得たバイカラーのカードホルダー。高級感のあるブラックと鮮やかなコーラルが美しいコントラストをつけている。アイコンであるエンブレムもコーラルカラーで表現している。
ボディ全体にモンブランのエンボスが施されたコインケース。新たな高みを目指すという思いが込められたスペシャルなアイテムは、ファンならずとも押さえておきたい。ぐるりとジップで囲んだコインケースは、W10.5×H8×D2cmとジャケットの内ポケットにも収まるサイズ。ペン先を模したジップの引き手にブランドの意匠が光る。
こちらも今季の特別なカラーであるブリティッシュグリーンのレザーを使用。無駄のない2つ折りのウォレットは使い勝手に優れ、よき相棒となってくれる。サイズはW11×H8.5×D1cmと薄く、収まりがいいのがポイント。落ち着きのあるカラーリングで飽きがこない、長く愛せるウォレットだ。
ブランドのアイコンでもある筆記具のコレクション「マイスターシュテュック」。今年は生誕100周年を記念し、モンブラン山のエンボスが施されたコレクションが登場。浅いグリーンのパッチポケットにその頂が表現されている。大きさはW20.5×H22×D8cm。いわゆるタブレットサイズの小ぶりなトートは、都会的な装いにもマッチする。
文・オオサワ系 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)