アーロン・ドナルド、クーパー・カップ
ロサンゼルス・ラムズのディフェンシブラインマン、同ワイドレシーバー
スーパーボウルMVPのワイドレシーバーであるカップがある日、メンズウェアの専門家であるグレッグ・ローレンの服をまとってロッカールームに現れたとき、ラムズのチームメイト（そして後に資格を得た初年度に殿堂入りを果たす選手）であるドナルドはすぐそれに気づいた。なぜならドナルドも長年にわたって同ブランドの製品を集め、身につけてきたからだ。
「着ている服を知っている、とアーロンに言われるようになったら一人前なんです」と、チームメイトゆずりのファッションオタクぶりを発揮するカップは言う。「すべてが手作業で作られているんですよ。それだけでも衝撃でしょう」とドナルドは説明する。それ以来、ふたりはローレンと親交を深め、ローレンにとっても理想の顧客かつアンバサダーとなった。
グレッグ・ローレン
デザイナー
「このふたりと仕事をするのはとても楽しいですよ。私はユニークでパーソナルなものを常に作ろうとしていますが、それは誰かが身につけたときに初めて命が吹き込まれるからです」とローレンは言う。「服はその人の中にすでにあるものを増 幅させるためにありますが、彼らはふたりともたまたまヒーロー気質を持っていますからね」
Words by Samuel Hine
Photography by Thomas Whiteside
Styled by Jon Tietz
Hair by Will Carrillo using Balmain Hair Couture
Skin by Hee Soo Kwon using La Mer
Translated by FRAZE CRAZE
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