一線を画す洗練さ。ベルルッティの新作から目が離せない──2024年春夏、バッグと財布をアップデートしよう

最高級レザーを用いたアートな革小物たち

ベルルッティといえば、上質なヴェネチアレザーからエングレービングによる芸術的なスクリットモチーフ、テンションのあがるカラフルなパティーヌまで、クラフツマンシップを感じさせるデザインコードが目を引く。曲線が美しい新たなバックルが登場するなど、今シーズンの新作も見逃せない！

上質なヴェネチアソフトレザーに、ベルルッティならではの鮮やかで上品なライトブルーの色味と、美しいカリグラフィが印象的。 W24.5×H18×D8cmとコンパクトな大きさである一方、複数のポケットを備えているので日常使いにも最適だ。

バックルは、パリのマルブフ通りの店舗にある鉄製の装飾階段から着想を得たデザイン。ブランドの頭文字である「B」を表現した2つの曲線をミックスした、エッジの効いた作りもポイント。サイズはW33.5×H24×D8.3cmで、デイリーユースにうってつけ。革本来の丸みとしなやかさを生かすため、上質なカーフレザーの厚みを残したまま使用している。

2023年秋冬コレクションに初登場した、ハイエンドなトラベルライン〈トワル・マルブフ〉から、レザー小物が登場。ブラウンレザーに施した上品なモノグラム柄が映える。ジャケットのポケットに収納してもかさばらない、W9.5×H7×D3cmというコンパクトな大きさも魅力だ。

ブラウンの牛革に白のプリントが際立つジップウォレットは、前出の「アカジュー」と同じく、2023年の秋冬コレクションでデビューした〈トワル・マルブフ〉の新作。 サイズはW19.5×H10.5×D2.5cmと、長財布というよりはミニポーチ級の大きさだ。当然、大容量。

絶妙な透明感と、深みを持つ色味が魅力のヴェネチアレザーとカーフのライニングで仕上げた長財布は、夏にぴったりのさやかなブルーが印象的。大きさはW9.5×H18cmと所有欲をくすぐる存在感のある佇まい。大きな仕切りポケットを備えるなど収容能力も抜群。

トワル・マルブフは、ベルルッティの伝統的な店舗があるパリのマルブフ通りにちなんで名づけられたラインで、洗練された色使いや繊細なディテールが特徴。ブランドを象徴するシグネチャーである「スクリット」を上品なモノグラムで仕立てた。 W33×H40×D16 cmと手頃なサイズ感は、普段使いから小旅行まで幅広いシーンで使える。

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By オオサワ系

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文・オオサワ系　写真・高橋絵里奈　スタイリング・安倍拓志　編集・岩田桂視（GQ）