アーカイブをベースに進化したレザーグッズが勢ぞろい
アーカイブより着想を得たという「ボリード」を筆頭に、メゾンの出自である馬具のパーツよりインスパイアされた「ソー・ムスクトン」など、エルメスの歴史や伝統からインスパイアされた新作が目白押し。上質なレザーを駆使したエレガントなレザーアクセサリーは、持つだけで着こなしを上品に彩ってくれる。
乗馬のコードを取り入れた新ラインのバッグ。馬具のリードやストラップにインスパイアされたアイコニックなムスクトン(カラビナ)は、バッグを閉じる機能に加え、マスキュリンな印象を与える。大きさはW29×H37×D17.5cmで、バッグ内側にはスマートフォン収納用フラットポケットを備えているなど使い勝手のいいコンパートメントが特徴だ。
バッグ《ケリー》のクラスプ(留め金具)で遊びを加えたウォレットバッグは、 必要なものにすぐ手が届くデザインが目を引く。W12×H17.5×D5cmと、サイズはコンパクト。それぞれのコンパートメントには、スマートフォンや完全ワイヤレスイヤホンなどを収納するのに便利だ。バンドリエールを付け替えることで縦型にも横型にも着用が可能。
「H」モチーフでおなじみの「H パッサン」のシグネチャーをレザーで形作ったエルメスのノウハウが発揮されたエレガントな財布。サイズはW8.5×H12×D2cm。カードやコイン、紙幣などメインウォレットとして必要十分な機能を備える。
1923 年に発表されたボリードをスポーティでコンテンポラリーなスタイルに再解釈したバッグ。バッグ用ストラップであるバンドリエールを備え、手持ちやショルダー、斜め掛けなど自由な使い方が可能。サイズはW39.5×H34×D18cmで、メインコンパートメント内側にはフラットポケットを備えている。
文・オオサワ系 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)