林道雄──ジェントルマンのスタイルは進化する

ファッショントレンドだけでなく、時代の変化や新しい価値観にも敏感な都市、東京。そんな東京の“今”を象徴するジェントルマンのスタイルを、世代の異なる4人のスタイリストが考える。

左ページ:ジャケット ¥374,000、パンツ ¥217,800、中に穿いたパンツ ¥286,000 by GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ ジャパン) 中に着たユーズドのガウン ¥15,400(ロクメイカン) ユーズドのスニーカー ¥107,800(セーラーズ) その他私物

品よく着崩し時代の移ろいをちりばめる

英国発祥のスーツを自分の体型なりに着こなし、品よく着崩すことが、東京スタイルの十八番。加えて、時代ごとの移ろいを旬なエッセンスとしてちりばめる。今なら、ジョルジオ アルマーニの正統派スーツにどこか懐かしくも新しいバブル期のムードを添える。

スーツ ¥561,000、ベルト ¥61,600 by GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ ジャパン) 中に着たユーズドのジャケット ¥28,600、ユーズドのハンドバッグ ¥8,800(ロクメイカン) ユーズドのスニーカー ¥21,780(セーラーズ)

MICHIO HAYASHI

1975年、大分県生まれ。アパレルメーカーの企画、パタンナーを経て、2006年よりソニア・パークに師事。10年、独立。20年、自身のブランド「by H.」をスタート。

PHOTOGRAPHS BY MASAHIRO SAMBE
HAIR STYLED BY TAKU FOR CUTTERS (VOW-VOW)

EDIT & WORDS BY KEIICHIRO MIYATA