インビクタス・ゲーム2025年バンクーバー・ウィスラー大会の学校向けプログラムのローンチイベントが11月18日(現地時間)、バンクーバーにあるカナダ軍施設のシーフォース・アーモリーで開催された。このたびローンチしたのは、インビクタス・ゲームを各地の学校に紹介することを目的としたオンラインプログラム。
イベントに出席したヘンリー王子は、大会のオリジナル競技であるシッティングバレーボールをするなど子どもたちと交流したそうだ。「インビクタス・ゲームについて学ぶ子どもたちの姿を見て、深く感銘を受けました。インビクタスがコミュニティを飛び出して、カナダ中の学校、願わくば世界中に広がっていく、まさにその第一歩だったからです」とスピーチした。
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2005年から2015年まで英陸軍に従軍し、2度のアフガニスタン派兵にも参加した王子は、2014年に傷病退役軍人の心身の回復支援を目的として、国際スポーツイベントのインビクタス・ゲームを設立。同年にロンドンを皮切りに、これまでアメリカ・オーランドとカナダ・トロント、オーストラリア・シドニー、オランダ・ハーグ、ドイツ・デュッセルドルフで大会を開催してきた。
また、メーガン妃とともにNetflixでドキュメンタリーシリーズ「ハート・オブ・インビクタス -負傷戦士と不屈の魂-」を製作し、コロナ禍を経て開催されたハーグ大会の舞台裏を紹介している。2025年のインビクタス・ゲームは、カナダのバンクーバーとウィスラーで開催され、アルペンスキーやスノーボード、バイアスロン、ノルディックスキー、スケルトン、車いすカーリングといった冬季スポーツが初めて取り入れられる。なお、設立10周年を記念して行われる2027年には、第1回大会以来初めてイギリスに戻り、バーミンガムにて開催されることが発表された。
Text: Tae Terai
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