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キャサリン皇太子妃、化学療法終了を発表後初の写真が公開

ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃が、がんを患う写真家志望のティーンエイジャーの夢実現のために一役買った。
Photo: Karwai Tang/WireImage

9月9日(現地時間)、がんの化学療法終了を公表したキャサリン皇太子妃。以来、徐々に公務に復帰しているが、10月2日に近影が公式SNSが公開された。キャプションには、「今日、リズ・ウィンザーと会えて光栄でした。彼女は才能ある写真家で、彼女の創造性と強さに勇気づけられました。写真や経験をシェアしてくれてありがとう」と綴られ、皇太子夫妻からのメッセージであることを知らせるイニシャル「W&C」が添えられている。

ピープル」によると、リズは今年1月、侵攻性でまれな癌である線維形成性小円形細胞腫瘍と診断され、余命は半年から3年だと告げられたという。5月に母のヴィッキーがX(旧ツイッター)にリズの「死ぬまでにしたい10の願い」を公開し、注目を集めていた。皇太子は、自身がパトロンを務めるロンドン航空救急を通じてリズのことを知り、10月2日にウィンザー城で行われた英国勲章叙任式の写真撮影を依頼。リズの「死ぬまでにしたい10の願い」実現に向け、一役買ったようだ。

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ウィリアム皇太子は、リズが撮影した叙任式の写真をインスタグラムでシェアし、「本日ウィンザー城で叙任された皆さん、おめでとうございます! この特別な瞬間をリズ・ウィンザーに撮影してもらえて光栄です」とコメント。リズも自身のインスタグラム・ストーリーにて、キャサリン妃とハグをする写真をシェアし、「とても素敵で偽りがなく、心のこもった皆さん。お会いできて天にも昇る心地です」と喜びを綴っていた。

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キャサリン妃は、英国王立写真協会のパトロンを務め、自身も写真愛好家として11歳のジョージ王子と9歳のシャーロット王女、6歳のルイ王子の誕生日などに家族写真を公開してきた。今年1月に腹部の手術を受けた後、術後検査でがんが発覚し化学療法を受けていたが、9月9日にビデオメッセージで治療を終えたことを公表。当面は「キャンサーフリーである状態を維持するために集中」するとしていたが、徐々に公務を再開しているとみられる。

Text: Tae Terai

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