マイリー・サイラスがディズニーに多大なる影響を与えた個人に贈られる栄誉賞、ディズニー・レジェンドに史上最年少で選ばれた。2006年にディズニー・チャンネルのドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」でデビューしたマイリーは、同作で普通のティーンと人気ポップスターの2重生活を送るマイリー・スチュワートを演じてブレイクを果たす。映画版にも主演したほか、ハンナ・モンタナ&マイリー・サイラス:Best of Both Worldsコンサートツアーを開催し、100万人を動員した。
8月11日(現地時間)にカリフォルニア州アナハイムで開催されたディズニーのファンイベント「D23」に登場したマイリーは、黒いパワーショルダーのパンツスーツを素肌の上に着用。会場からの温かい拍手に涙を浮かべ、この日のために2種類のスピーチを用意してきたと語った。「一つは長いスピーチで、あるべき私の姿が堂々と行う大胆なもの。もう一つは、怖くなってしまった時のための短いものです」
そして、「ウワサと違って、ラボで作られたワケじゃないのは確か」とジョークを交えてハンナ・モンタナに起用された経緯を語り、受賞を感謝した。「あの日以来、少しづつ変わってきたけれど、同時に何も変わっていないとも言える。ハンナ・モンタナでいられたことを誇りに思います。この賞をハンナと、少しも変わらず彼女を応援してくれるファン、そして私の夢を実現させてくれた皆さんに捧げます。ハンナ・モンタナの名言で締めくくりましょう。『これが人生よ』」
Text: Tae Terai