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マット・ヒーリー、元恋人テイラー・スウィフトの新アルバムについてコメント

マット・ヒーリーは、自身のことを歌ったテイラー・スウィフトの新曲を気にしていないようだ。
Photo: Rich Polk/Getty Images

テイラー・スウィフトの最新アルバム『The Tortured Poets Department』。過去の恋愛を歌っているとみられるこのアルバムについて、元恋人のひとりであるThe 1975のフロントマン、マット・ヒーリーがコメントした。4月24日(現地時間)にロサンゼルスでパパラッチから、「テイラーがディスった」曲について評価を求められたマットは、「僕をディスった曲?」と笑い、「ちゃんと聴いていないけれど、良い曲なのは確かだよ」と答えたそうだ。

4月19日にリリースされた通算11枚目のスタジオ・アルバム『The Tortured Poets Department』は、長く交際していた俳優ジョー・アルウィンとの関係を取り上げるのではないかとみられていたが、ふたを開けてみると、2014年からの付き合いで、ジョーと破局後の2023年夏に短い期間交際していたマットのことを歌ったとみられる曲が多く収録された。「Guilty as Sin?」では、ブルー・ナイルによる1989年の楽曲「The Downtown Lights」を贈られたと歌っているが、The 1975の「Love It If We Made It」は、同曲にインスピレーションを得て作られたことで知られる。

また、アルバムのタイトルになった楽曲「The Tortured Poets Department」では、恋人がアパートにタイプライターを持ち込んだと歌うが、マットは曲を作る際、タイプライターやペンなど実際に文字を書くことが好きだと2018年に『GQ』のインタビューで明かしている。この曲では、恋人がたばこを吸い、「チョコレートバーを7本」食べると歌うが、マットは喫煙者であること、そして1975のヒット曲「Chocolate」に触れているとみられる。2人の共通の友人であるボーイジーニアスのルーシー・ダカスや音楽プロデューサーのジャック・アントノフの名前も登場する。このほか、「loml」や「The Smallest Man Who Ever Lived」も、マットのことを歌っているものとみられる。

先週末にはマットのおば、デビー・デデスが『デイリー・メール』に対し、彼はテイラーのアルバムを気にしていないとコメント。「彼女は恋人みんなのことを歌っているんでしょ? マットは別にショックを受けていないと思う」と話し、現在マットがモデルでミュージシャンのガブリエット・ベクテルと交際していることに触れ、「今は新しい恋人と幸せだから、彼女のことだけを考えている」と話していたそうだ。

Text: Tae Terai