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エマ・ストーン、アカデミー賞でジョークのネタにしたジミー・キンメルは「嫌なヤツ」説に回答

エマ・ストーンアカデミー賞の授賞式の際、何を言われても気にしないフェーズに入っていたそうだ。
Photo: Arturo Holmes/Getty Images

今年3月に開催されたアカデミー賞で、主演女優賞に輝いたエマ・ストーン。授賞式で司会のジミー・キンメルが主演作『哀れなるものたち』をジョークにした際、気分を害したのではないかと囁かれていたが、本人が『ハリウッド・リポーター』のインタビューで「彼のせいで怒ったと? 違う!」と否定した。「嫌なヤツなんて言ってない。何て言ったんだろう? でも嫌なヤツとは言ってない。まったく怒ってなかったし、見直してみる必要があるね」

ジミーは授賞式で作品賞候補10作品を紹介した際、『哀れなるものたち』について、「これは『哀れなるものたち』の中でもテレビ放映が許される部分すべてです」とコメント。同作にヌードが数多く登場することを指したとみられる。すぐカメラは、エマが隣に座る夫のデイヴ・マッカリーに何かつぶやく様子を捉えたが、実際に彼女が口にした言葉は明らかになっていないものの、「嫌なヤツ」と囁いたのではないかと噂になっていた。今回のインタビューでエマはこの時を振り返り、「何を言われても怒らない無敵に近い心理状態だった」とユーモアたっぷりに語っている。

JIMMY KIMMEL LIVE - Emma Stone (La La Land)Photo: Randy Holmes/Getty Images

ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』は、天才外科医の手で亡くなった大人の身体に赤ちゃんの脳を移植された女性ベラの成長の物語。第96回アカデミー賞にて、主演女優賞受賞ほかメイクアップ&ヘアスタイリング賞と衣裳デザイン賞、美術賞を獲得。そんなエマの次回作はランティモス監督と3度目のタッグとなる『Kinds of Kindness(原題)』で、5月にカンヌ国際映画祭でお披露目された後、アメリカで6月21日に公開される。

Text: Tae Terai