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オランダのカタリナ=アマリア王女、公式晩さん会に初参加

未来のオランダ女王、カタリナ=アマリア王女が公式晩さん会にデビューを果たした。
Photo: Patrick van Katwijk/Getty Images

オランダのカタリナ=アマリア王女が初めて公式晩さん会に出席し、美しいティアラ姿を披露した。アムステルダム王宮で4月17日(現地時間)、オランダを訪問中のスペイン国王フェリペ6世とレティシア王妃を歓迎する晩さん会が開催。アマリア王女はネイビーのケープドレスを纏い、ルビー・ピーコック・ティアラとネックレスを合わせて出席した。

晩餐会には、レティシア王妃とマキシマ王妃、王女の大叔母にあたるマルフリート王女も、それぞれティアラをつけて参加。この日のカラーコードはブルーだったようで、それぞれ色合いの異なる青のドレスで晩餐会を彩った。

アマリア王女は、2022年6月にノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女の18歳を祝うガラで、母マキシマ王妃がロイヤルウェディングで纏ったダッチ・スター・ティアラをつけ、ティアラデビューを果たしている。ルビー・ピーコック・ティアラは、昨年6月に行われたヨルダンのフセイン皇太子とラジワ妃の結婚式でも着用していた。

Photo: Patrick van Katwijk/Getty Images

外交的な式典に出席するのは今回が初めてとなるアマリア王女だが、デビューの場としてスペイン国王を歓迎する晩餐会が選ばれたのには、理由がありそうだ。王女の両親はスペイン・セビーリャで知り合い、結婚。母マキシマ王妃はアルゼンチンの出身で、母国語がスペイン語であることからアマリア王女も流暢に話す。

また、2022年9月に大学入学後、彼女の暮らす学生寮に安全上の問題が生じた際には、スペインに一時非難し、同国から授業を受けた。国王は晩餐会のスピーチでこれに触れ、「昨年、事情があって娘がマドリードで暮らしましたが、アムステルダム大学で勉強を続けることができました。お二人と国民の皆さんのおかげで実現しました」とフェリペ国王夫妻に感謝。「困難なときに示された友情に心打たれました。お二人と協力してくださったみなさんに、心からの感謝を申し上げます」と述べている。

Text: Tae Terai

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