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『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』、アメリカで激しい暴力とヌードシーンを理由にR指定

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』には、激しい暴力とフルヌードシーンが登場するようだ。

『ジョーカー』(2019)の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が、モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)によりR指定となった。アメリカのレーティングにおけるRは、日本の映倫によるR15+やR18+とは異なり、17歳未満の観賞に保護者の同伴を必要とする区分。MPAでは、「いくつかの激しい暴力、言葉使い、セクシュアリティ、そして短いフルヌードの描写」をその理由としている。

『ジョーカー』は、2019年にお披露目されたヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得したことを皮切りにその年の賞レースを席巻。第92回アカデミー賞では11部門にノミネートされ、ホアキン・フェニックスが主演男優賞に輝いた。世界で10億ドルを超す大ヒットを記録した同作も、「流血を含む強烈なバイオレンスと不穏な行動、言葉使い、短い性的な描写」を考慮してR指定を受けている。

引き続きトッド・フィリップスが監督を務め、ホアキン・フェニックスがアーサー・フレック/ジョーカーを演じる最新作『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、ジョーカーの恋人ハーレイ・クイン役で新たにレディー・ガガが出演し、アーカム精神病院を舞台にハーレイ・クインとジョーカーの物語が綴られるという。既存のヒット曲を用いるジュークボックス・ミュージカルのような作品となり、懐かしの名曲が少なくとも15曲カバーされるが、オリジナルの楽曲も作られる可能性があるようだ。

映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、10月11日より日本公開。

Text: Tae Terai