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ザ・ビートルズ、メンバー4人それぞれの視点で描く映画をサム・メンデスが監督

サム・メンデスが、ザ・ビートルズのメンバー4人それぞれの視点で描く長編映画を監督する。
Photo: David Farrell/Redferns

サム・メンデスが、ザ・ビートルズジョン・レノンポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターそれぞれの視点で描く長編映画を監督する。ポールとリンゴ本人、ジョンとジョージの遺族の完全協力を得て、“歴史上もっとも偉大なバンド”が1970年の解散に向かうまでの“驚くべき物語”が4人それぞれの視点で描かれるそうだ。『アメリカン・ビューティー』(1999)や『007スカイフォール』(2012)、『1917 命をかけた伝令』(2019)などで知られるオスカー監督のメンデスはプロデューサーも務める。

「歴史上もっとも偉大なロックバンドのストーリーをお伝えできることを誇りに思います。また、映画への旅路を構成する概念に挑戦することに興奮しています」とメンデスは声明を発表。4作品とも公開は2027年を予定。詳しいことはこの後発表されるが、4作品が同年に公開されるのは異例のこと。資金提供と配給を手掛けるソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントは、公開に向けて「革新的かつ画期的」な戦略を取ると約束している。

Photo: Dave Benett/Getty Images

1960年代から1970年代にかけて、世界中で旋風を巻き起こしたザ・ビートルズは、これまで主演映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(1964)や『ヘルプ!4人はアイドル』(1965)、『マジカル・ミステリー・ツアー』(1967)、『イエロー・サブマリン』(1968)が公開されたほか、彼らをテーマにしたドキュメンタリーが数々公開されてきた。しかし、メンバーの完全協力のもと、伝記映画が作られるのはこれが初めてとなる。

Text: Tae Terai