マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael（原題）』のファーストルックが公開された。主演に抜擢されたマイケルの甥、ジャファー・ジャクソンをアントワーン・フークア監督は、こう絶賛している。
「我々は、このプロジェクトのためにヘアメイクやコスチューム、撮影、振り付け、照明、すべての分野で最高のチームを集めました。なかにはマイケルを知り、一緒に働いたことのある人もいます。ですが最も重要なのは、ジャファーがマイケルを体現していることです。外見的なことに限りません。マイケルの魂も素晴らしい形で表れています。ぜひご自身で体験し、僕の言葉を実感してください」
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ライオンズゲートとユニバーサル・ピクチャーズが2月13日（現地時間）に公開したファーストルックは、2009年にマイケルの生前最後の写真を撮影したことで知られるフォトグラファー、ケヴィン・マズールが撮り下ろした。「セットに足を踏み入れたとき、彼のツアーを撮影するためにスタジアムに行った瞬間に戻った気がしました」とケヴィンは話す。「ジャファーのパフォーマンスを見て、『すごい、マイケルだ』と思いました。あのルックス、あの動き、癖や特徴、すべてです……マイケル・ジャクソンそのものです。生前マイケルのパフォーマンスをライブで観る機会を得なかった皆さん、これこそ彼の舞台です」
また、プロデューサーのグレアム・キングは語る。「ジャファーのルックス、歌声、ダンスの動きはすべてマイケルそのものです。彼は他の誰にもできない形で、マイケルを体現しています」
マイケルの兄で、ジャクソン5のメンバーとしても活躍したジャーマイン・ジャクソンの息子であるジャファー・ジャクソンは、現在27歳。2019年にはシングル「Got Me Singing」をリリースしている。撮影は1月末から始まっており、『007 スカイフォール』（2012）や『アビエイター』（2004）のジョン・ローガンが脚本を手がけ、マイケルの資産管理団体マイケル・ジャクソン・エステートもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加する。ニア・ロングとコールマン・ドミンゴが両親役を演じるほか、マイルズ・テラーも出演する。
『Michael（原題）』は2025年4月18日に全米公開される予定だ。
Text: Tae Terai
