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テイラー・スウィフト、グラミー賞を受賞していなかったら東京で新アルバムを発表するつもりだった

テイラー・スウィフトが2月7日、ジ・エラズ・ツアー(THE ERAS TOUR)の東京ドーム公演の初日を迎えた。
Photo: Christopher Jue/TAS24/Getty Images

テイラー・スウィフトが2月7日、ジ・エラズ・ツアー(THE ERAS TOUR)来日公演の初日を迎えた。海外女性アーティストとしては初となる東京ドーム4日間連続公演を行う彼女は、18時に定刻スタート。アルバム『Lover』に収録されている「Miss Americana & the Heartbreak Prince」で幕を開け、『Fearless』、『Evermore』、『Reputation』、『Speak Now』、『Red』、『Folklore』、『1989』、そして『Midnights』のセクションごとに全45曲を約3時間15分にわたるライブで披露した。

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約4年ぶりの来日となったテイラーは、まず日本語で「こんばんは! 東京、ジ・エラズ・ツアーへようこそ」と挨拶し、日本に戻って来れた喜び、チケットの完売や変わらぬサポートへの感謝を伝えた。また、数日前に開催された第66回グラミー賞にも言及。「頭の中に計画があって、友達には話したんです。ジャック(・アントノフ)には言ったけど、ほかの人にはほとんど話していなかった。今夜、もし幸運にも何かひとつでも受賞したら言おう。ニューアルバムを発表するって」

そして「バックアッププランは今夜、東京でアナウンスすることだった」と明かした。実際には最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を獲得した際、『The Tortured Poets Department』のリリースをサプライズ発表したテイラーだが、『Midnights』を完成させた直後から最新アルバムに着手していたという。「2年ほど前から取り掛かって、アメリカ・ツアー中もずっと取り組んでいたんです。自分で完璧だと思えたとき、つまりみんなに満足してもらえるとき、終わらせました。本当にとても楽しみ。みんなもまもなく聴けるようになります。すぐ一緒に聴けます」

『The Tortured Poets Department』は11枚目のスタジオ・アルバムとなることから、「どうしてそんなにたくさんアルバムを作るのかと聞かれる。だって大好きだから。楽しいんです。私に構わないで」と笑った。

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史上初となる4度目の年間最優秀アルバムを受賞するという偉業を成し遂げたテイラーは、受賞スピーチでこう語っている。「これが私の人生で最高の瞬間だと言いたいのですが、曲を完成させたときや、ダンサーやバンドと東京公演を準備しているときなどにも、こんな幸せを感じます。大好きなことをする機会を与えてくれて本当にありがとうございます!」

4月19日にリリースされる11枚目となる最新アルバム『The Tortured Poets Department』には、ポスト・マローンとフローレンス・アンド・ザ・マシーンが参加している。

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