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グラミー賞最多ノミネートのSZA、受賞に歓喜「胸がいっぱい」

SZA(シザ)が第66回グラミー賞で最優秀R&Bソング賞を受賞し、喜びを爆発させた。
Photo: Kevin Winter/Getty Images

第66回グラミー賞で最優秀R&Bソング賞を受賞したSZA(シザ)が、声を詰まらせながら喜びを語った。プレゼンターで、10年来の友人でもあるリゾからの発表を受け、ステージ脇から駆けてきたSZAは、「息が切れててごめんなさい。衣装を着替えて写真を撮影しているときに呼ばれたから、走ってここに来たんです」と話し始め、「リゾとは2013年に100人くらいの観客を前にした小さなRedBullツアーを一緒に回って以来の仲だから、こうして彼女と一緒にステージに立つのは本当にうれしい。感謝しています」と続けた。

そして、両親からきょうだい、名付け親、姪っ子、レーベルの関係者、神(彼女は厳格なイスラム教徒として知られる)に感謝を伝え、「失礼、胸がいっぱいで……」と声を詰まらせて「きっと想像できないだろうけど、長い道のりでした。受賞できたなんて本当に信じられない」とコメント。途中、客席にテイラー・スウィフトを見つけて「ハイ、テイラー! 大好きよ」と呼びかけると、こう締めくくった。「本当に感謝します。泣き顔が魅力的なタイプじゃないから行きます。すてきな夜を!」

SZAは、2018年のグラミー賞で最優秀新人賞を含む5部門でノミネートされるも無冠に終わり、その後もたびたび候補入りを果たしていたが、これまで受賞したのはドージャ・キャットとコラボした「Kiss Me More」のみ。主要3部門を含む最多9ミネートを得ていた今年、初めて単独で受賞を果たした。

Text: Tae Terai