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『ミッション:インポッシブル』、シリーズ第7弾にしてアカデミー賞に初ノミネート

トム・クルーズ主演の人気スパイアクション『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』が、シリーズ第7弾にして初めてアカデミー賞にノミネートされた。
©2023 PARAMOUNT PICTURES.

第96回アカデミー賞のノミネーションが1月23日(現地時間)に発表され、トム・クルーズ主演の人気スパイアクション『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(2023)が音響賞と視覚効果賞に候補入りを果たした。音響賞では『ザ・クリエイター/創造者』や『マエストロ:その音楽と愛と』、『オッペンハイマー』、『関心領域』と、視覚効果賞では『ザ・クリエイター/創造者』、『ゴジラ −1.0』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』、『ナポレオン』と競うことになる。

往年の人気テレビシリーズ「スパイ大作戦」を基にした映画『ミッション:インポッシブル』シリーズは、トム演じるスパイ組織IMFのエージェント、イーサン・ハント率いるチームが世界を危機から救う姿を描く。主演と製作を務めるトムは、過去に『7月4日に生まれて』(1989)と『ザ・エージェント』(1996)、『マグノリア』(1999)で主演男優賞や助演男優賞にノミネートされ、プロデューサーとして『トップガン マーヴェリック』(2022)で作品賞の候補となった。

また『ミッション:インポッシブル』シリーズ第5弾からメガホンを取るクリストファー・マッカリーは、1996年に『ユージュアル・サスペクツ』で脚本賞を受賞、また共同脚本とプロデューサーを務めた『トップガン マーヴェリック』で作品賞と脚色賞にノミネートされている。しかし、『ミッション:インポッシブル』シリーズ作品そのものがアカデミー賞候補となるのは、1996年に第一弾が公開されてからおよそ30年、第7弾にして初めてとなる。

Text: Tae Terai