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アカデミー賞2024のノミネートが発表! 『君たちはどう生きるか』や『ゴジラ −1.0』が候補入り

第96回アカデミー賞の授賞式は2024年3月10日(現地時間)に開催される。

『哀れなるものたち』は1月26日より公開。

Photo: © 2024 20th Century Studios All Rights Reserved.

第96回アカデミー賞のノミネーションが1月23日(現地時間)に発表された。原爆の父を描いたクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が作品賞や監督賞、キリアン・マーフィーの主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jrの助演男優賞など最多13ノミネートを獲得。次いで11部門で候補入りしたヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』は、作品賞や監督賞、エマ・ストーンの主演女優賞などを争う。

一方、昨年大ヒットを記録した『バービー』は作品賞の候補となったものの、グレタ・ガーウィグマーゴット・ロビーはそれぞれ監督賞と主演女優賞のノミネーションを逃した。また、日本からは宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が長編アニメ映画賞、山崎貴監督の『ゴジラ −1.0』が視覚効果賞、役所広司が主演したヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS』は国際長編映画賞にノミネートされた。

授賞式は3月10日(現地時間)、ジミー・キンメルをホストに迎えてハリウッドのドルビー・シアターで開催される。

第96回アカデミー賞のノミネーション

作品賞
『American Fiction(原題)』
『落下の解剖学』
『バービー』
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『パスト ライブス/再会』
『哀れなるものたち』
『関心領域』

監督賞
ジュスティーヌ・トリエ『落下の解剖学』
マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』
ジョナサン・グレイザー『関心領域』

『オッペンハイマー』は3月29日より公開。

© Universal Pictures. All Rights Reserved.

主演男優賞
ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
コールマン・ドミンゴ『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』
ポール・ジアマッティ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』
ジェフリー・ライト『アメリカン・フィクション』

主演女優賞
アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』
リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ザンドラ・フラー『落下の解剖学』
キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』
エマ・ストーン『哀れなるものたち』

助演男優賞
スターリング・K・ブラウン『アメリカン・フィクション』
ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ロバート・ダウニー・Jr『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング『バービー』
マーク・ラファロ『哀れなるものたち』

助演女優賞
エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
アメリカ・フェレーラ『バービー』
ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』

脚色賞
『American Fiction(原題)』
『バービー』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『関心領域』

脚本賞
『落下の解剖学』
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『May December(原題)』
『パスト ライブス/再会』

撮影賞
『伯爵』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

衣装デザイン賞
『バービー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『ナポレオン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

メイク・ヘアスタイリング賞
『Golda(原題)』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『雪山の絆』

美術賞
『バービー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『ナポレオン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

音響賞
『ザ・クリエイター/創造者』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
『オッペンハイマー』
『関心領域』

編集賞
『落下の解剖学』
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

歌曲賞
「The Fire Inside」『フレーミングホット!チートス物語』
「I'm Just Ken」『バービー』
「It Never Went Away」『ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー』
「Wahzhazhe (A Song for My People)」『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
「What Was I Made For?」『バービー』

作曲賞
ローラ・カープマン『アメリカン・フィクション』
ジョン・ウィリアムズ『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
ロビー・ロバートソン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』
ジャースキン・フェンドリックス『哀れなるものたち』

視覚効果賞
『ザ・クリエイター/創造者』
『ゴジラ −1.0』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
『ナポレオン』

国際長編映画賞
『Io Capitano(原題)』(イタリア)
『PERFECT DAYS』(日本)
『雪山の絆』(スペイン)
『The Teachers' Lounge(原題)』(ドイツ)
『関心領域』(イギリス)

短編実写映画賞
『彼方に』
『Invincible(原題)』
『Knight of Fortune(原題)』
『Red, White and Blue(原題)』
『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』

長編アニメ映画賞
『君たちはどう生きるか』
『マイ・エレメント』
『ニモーナ』
『ロボット・ドリームズ』
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

短編アニメ映画賞
『Letter to a Pig(原題)』
『Ninety-Five Senses(原題)』
『Our Uniform(原題)』
『Pachyderme(原題)』
『War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko(原題)』

長編ドキュメンタリー賞
『ボビ・ワイン:ゲットー・プレジデント』
『The Eternal Memory(原題)』
『Four Daughters(英題)』
『To Kill a Tiger(原題)』
『実録 マリウポリの20日間』

短編ドキュメンタリー映画
『The ABCs of Book Banning(原題)』
『The Barber of Little Rock(原題)』
『Island In Between(原題)』
『ラスト・リペア・ショップ』
『Nǎi Nai and Wài Pó(原題)』