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ドラマ版「ハリー・ポッター」、脚本家決定に向け動き

ドラマ版「ハリー・ポッター」シリーズが、脚本家の決定に向けて動き出した。

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007)

© Warner Bros/Courtesy Everett Collection

昨年4月に明らかとなった「ハリー・ポッター」のドラマシリーズ化が、脚本家選びに向けて動き出したようだ。「デッドライン」によると、マーサ・ヒラーとキャスリン・ジョーダン、トム・モラン、マイケル・レスリーが、それぞれワーナー・ブラザースに対してビジョンを提案しているという。マーサ・ヒラーはイギリス出身の脚本家で、NetflixとBBCの共同制作ドラマ「ラスト・キングダム」や同作のスピンオフ映画『ラスト・キングダム: 死すべき7人の王』を手がけたことで知られる。

トム・モランとマイケル・レスリーもイギリス出身で、モランはAmazonのサスペンスドラマ「デビルズ・アワー ~3時33分~」やロブ・ロウ主演の警察ドラマ「Wild Bill(原題)」、レスリーは『ハンガー・ゲーム0』(2023)や「リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ」を過去に担当している。一方のキャスリン・ジョーダンは、Netflixドラマ「めちゃくちゃ恋するハンターズ」などアメリカのドラマで活躍する脚本家。候補者は英米にまたがり、それぞれ作風が異なることも注目すべき点だ。情報筋によると、最初のプレゼンテーションは今週ロサンゼルスで行われ、選考に残った者はイギリスで行われる次のミーティングに進む。

キャストは映画シリーズから一新され、J・K・ローリングの原作に忠実に10年にわたるドラマシリーズとして制作されることが発表されているが、スコットランド・エジンバラに住む彼女が、どの段階でどのように携わるかは定かではない。新シリーズは、ローリングのエージェントが立ち上げた制作会社Brontë Film and TVとワーナー・ブラザース・テレビジョンが製作し、映画シリーズを制作したデヴィッド・ハイマンも製作総指揮を務めるという。

Text: Tae Terai