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ハリソン・フォードがクリティクス・チョイス・アワードで功労賞を受賞! 妻キャリスタ・フロックハートに感謝

Photo: Gilbert Flores/Getty Images

ハリソン・フォードが1月14日(現地時間)、第29回クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)で功労賞を受賞し、スピーチで妻キャリスタ・フロックハートに感謝を伝えた。彼のキャリアを称える映像が流れた後、客席からスタンディングオベーションで迎えられると、こうスピーチを始めた。「まず最初に今夜ここに立ち、我々のビジネスが変貌を遂げ、私のキャリアの初期にはおそらく存在していなかった才能がチャンスを得ているのを目にし、非常に喜ばしく思います」

「私がここに立っているのは、運そして素晴らしい脚本家と監督、映画製作者の仕事のコンビネーションの賜物です。とてつもなく幸運だと感じています。この栄誉をうれしく思うとともに、とても感謝しています」。そして「私の素敵な妻、キャリスタ・フロックハート」と口にし、感極まった様子で彼女の尽力に感謝した。「多くのサポートが必要なとき、支えてくれました。私にはサポートがたくさん必要なんです」。続けて「これまで多くの機会を得てきたことに感謝します」と述べ、「みなさんの時間を奪いたくない。ありがとう」とシニカルな彼らしく、スピーチを締めくくった。

Photo: Taylor Hill/FilmMagic

プレゼンターを務めた『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)のジェームズ・マンゴールド監督は、ハリソンのことを“極超巨星“と例え、「極超巨星はとても大きく、太陽光度の数百万倍にもなる。またとても重量があり、すべてを引きつけます。もちろん、ハリソン・フォードはスターですが、今夜、僕は彼を変幻自在な極超巨星と表現したい」と紹介。「多くを包み込む巨大なスターであり、他のスターを魅了する唯一無二のスターです。とても明るく、この部屋にいるみなさんや観客、いわば地球上の人々を温める存在です」。そして『スター・ウォーズ』、『ワーキング・ガール』、『ブレードランナー』、『アメリカン・グラフィティ』、『地獄の黙示録』、『刑事ジョン・ブック 目撃者』といったハリソンの代表作を挙げ、彼の演じた役柄は「記憶に残るだけでなく、完全に人間臭い」と称賛した。

ハリソンは2023年にも、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のお披露目となったカンヌ国際映画祭で生涯功労賞にあたる名誉パルム・ドールを授与された。ここでもユーモアも交え、「非常に心動かされています……ジム(・マンゴールド監督)やフィービー(・ウォーラー=ブリッジ)マッツ(・ミケルセン)と一緒に仕事できたことを光栄に思うとともに、この名誉に深く感激しています。ですが、この後みなさんに紹介する映画が控えています。ですから、この場を去りたいと思います。本当にありがとうございました」と端的にスピーチしていた。

Text: Tae Terai