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ライアン・ゴズリング、妻エヴァ・メンデスは「理想の女性」

カーク・ダグラス賞を贈られたライアン・ゴズリングが、妻エヴァ・メンデスを「理想の女性」と讃えた。
Photo: Rebecca Sapp/Getty Images

ライアン・ゴズリングが1月13日(現地時間)、映画界での功績を称えられてサンタバーバラ国際映画祭でカーク・ダグラス賞を受賞した。昨夏に世界中に旋風を巻き起こした『バービー』でケンを演じた彼はスピーチで、これまで俳優としてさまざまな役柄を演じる機会を得たと語り、パートナーと2人の娘に愛のメッセージを送った。

「最も重要なのは僕の理想の女性、エヴァ・メンデスと出会い、そして理想の子どもを2人得たことです」「いつの日か、映画を作りたいと夢見ていましたが、今、映画のおかげで夢のような生活を手にすることができました」

ライアンとエヴァは、2011年に映画『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』の撮影で出会い、交際スタート。エヴァは彼の監督デビュー作『ロスト・リバー』(2014)にも出演し、衣装やプロダクションデザインでインターンとして協力するなど、制作にも関わったとされる。2人には、2014年9月に長女エスメラルダ、2016年5月に次女アマダ・リーが誕生している。

今回、ロバート・デ・ニーロジェーン・フォンダマイケル・ダグラス、ジェシカ・ラング、マーティン・スコセッシミシェル・ヨーらに続き、16人目の栄誉を手にしたライアンは、「カーク・ラグラス賞です。キャリアの今の段階で、ここに立っているなんて、イメージするのも難しい。彼は映画界における真のアイコンの一人で、彼だけに与えられた品格があるというのに僕はというと……ただのケンです」と話し、『バービー』で歌った劇中歌「I'm Just Ken(ぼくはただのケン)」に触れた。

「これまでは、いかに自分が映画から恩恵を受けてきたかという考えしかありませんでした。僕が映画に対して何かすることができたなど、考えたこともありません」と述べ、影響を受けたセシル・B・デミルやゲイリー・マーシャル、スタンリー・キューブリックら映画監督、チャールトン・ヘストンやユル・ブリンナー、ゴールディ・ホーン、カート・ラッセル、カーク・ダグラスら俳優に感謝した。

そして、「グレタについては、どこから話を始めていいかわかりません」と、『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督について言及。「彼女は歴史に残る大作の一つを作り上げましたが、世界中から逆風を受ける中でも、瞬間瞬間を楽しむことを貫きました。楽しむことを奪わせない、これこそが本当に大切なことでした。一緒に仕事をすることができ、本当に幸運でした。この経験は一生忘れません」

Text: Tae Terai