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クリステン・スチュワート、『トワイライト』は「すごくゲイっぽい」

クリステン・スチュワートが、代表作『トワイライト』シリーズを「すごくゲイっぽい」と評した。
Photo: Stefanie Keenan/WireImage

世界的にセンセーションを巻き起こした『トワイライト』シリーズで、ヴァンパイアと恋に落ちる主人公ベラを演じ、ブレイクを果たしたクリステン・スチュワート。『ヴァラエティ』誌のインタビューで彼女は同作を振り返り、「すごくゲイっぽい」と評した。

『トワイライト』シリーズは、転校生ベラとロバート・パティンソン演じるヴァンパイアのエドワードとの禁断の恋の物語。続くサーガ2部作ではテイラー・ロートナー演じる狼族のジェイコブが登場し、三角関係に発展する。ロマンティックな関係が描かれるのは、ベラを中心とする男女の間だが、公開から10年以上を経てクリステンの見方は違うようだ。

「つまり、テイラー(・ロートナー)とロブ(ロバート・パティンソン)、そして私。秘められた許されない関係」と語り、「原作はモルモン教の女性が書いた作品。抑圧と自分を破壊するものへの欲求が描かれている。すごくゴス的でゲイっぽくて最高」とコメント。

『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010)

Photo: Photofest/AFLO

2021年に脚本家のディラン・マイヤーと婚約を発表したクリステンだが、公開当時はロバートと交際していた。「今だからわかる。そのつもりで作られたわけではないと思う。だけど、現場にいた私からみると、浸透していたとも思う」

なお、クリステンは2019年のAP通信のインタビューで、『トワイライト』で注目を集めていた当時、世間に対して大きな責任を感じ、自分のセクシュアリティを定義するのが困難だったと話している。

Text: Tae Terai