アメリカの医療ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」が、シーズン7でファイナルを迎える。放送局のABCが、1月11日（現地時間）に発表した。ショーランナーのデイビット・ショアとリズ・フリードマン、共同で製作総指揮を務めるエリン・ガンは「『グッド・ドウター』はまたとないチャンスを得て大ヒットを記録しましたが、別れを言うときが来ました」と『ザ・ハリウッドリポーター』を通じて声明を発表。
「成し遂げたこと、ドラマのメッセージを非常に誇らしく思うとともに、関わることができたことを光栄に感じます。真に類まれなフレディ・ハイモアと才能ある俳優たち、業界で最高のスタッフが紡ぐシリーズのエンディングを、すばらしいファンの皆さまにお届けするのが楽しみです」
主演・製作総指揮を務めるハイモアは、「ドクター・ショーン・マーフィーを演じることは、計り知れないほど栄誉なことで、僕の人生でも特別なやりがいのある経験でした」とコメント。「デヴィッドとリズ、エリン、そして本作を可能にした才能にあふれる愛すべきキャスト、脚本家、スタッフにこの先ずっと感謝します。今、僕らがあるのは互いを深く気にかけてきたからです」と続け、「バンクーバーから愛を込めて…テキーラを大至急！」と名セリフで締めくくっている。
韓国のドラマをリメイクした「グッド・ドクター 名医の条件」は、アメリカABCで2013年に放送スタート。聖ボナベントゥラ病院で働く自閉症でサヴァン症候群の外科医、ショーン・マーフィーの活躍が描かれる。大ヒットを記録し、昨年はニールセンによる7日間の視聴者数が平均で624万人を記録するなど注目を集めた。
ファイナルとなるシーズン7は、アメリカで2月20日（現地時間）から放送される。
Text: Tae Terai
