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デビッド・ベッカム、エリザベス女王の一般弔問に13時間並ぶ。

デビッド・ベッカムエリザベス女王の一般弔問の列での優先扱いを辞退し、13時間並んだという。
Photo: Dursun Aydemir/Anadolu Agency via Getty Images

デビッド・ベッカムは、エリザベス女王の一般弔問の列での優先扱いを辞退していたという。サッカー元イングランド代表のベッカムは、女王の棺が置かれているロンドンのウェストミンスターホールの長蛇の列に13時間並んだ末に弔問を行っていたが、列に並ばずに4人まで同伴して訪れることを許可されていた議員からの招待を断っていたそうだ。

ある関係者は「デイリー・メール」にこう話す。「デビッドは長蛇の列に並ばずにも済みましたが、皆と同じようにしたかったんです。祖父だったらそんなことはしなかったはずだから、自分もしないと言っていました。いつ行くのが良いかずっと考えた末、足を運んでいました」「デビッドは、国歌が流れれば注意を払うような保守派の集まるロンドン東部で育ちましたから。ほかの一般の人たちと同じようなかたちで女王の元を訪れたかったんです」

午前2時から並び始めたというベッカムは、2009年に83歳で他界した忠実な王室支持者である祖父もそうしていただろうとして、スーツに身を包んでいた。イングランドのキャプテン時代であった2003年、大英帝国勲章(OBE)をエリザベス女王により授与されているベッカムだが、女王の弔問に訪れることが自分にとって重要なことであったとして、こう語った。

「イングランドのユニフォームを着て、腕にキャプテンのアームバンドを付け、国家を歌っていた時はいつも特別な意味を感じていました。ですから、こういった日はいつでも難しくなるものでした。国民にとって、そして世界のすべての人々にとって難しい時です」「この場にいること、祝うこと、そして人々が語るさまざまな話を聞くことは特別なことです」

Text: Bangshowbiz