ウィリアム王子とキャサリン妃が9月10日(現地時間)、エリザベス女王の崩御を受けてヘンリー王子夫妻とともにサプライズでウィンザー城外を訪問した。喪服に身を包んだ4人は、門外に手向けられたメッセージや花束の一つ一つに目を向け、女王を追悼するために集まっていた人々と交流した。
その際、キャサリン妃が子どもたちに女王の訃報を伝えたところ、4歳のルイ王子が「少なくともひいおばあちゃんはひいおじいちゃと一緒にいるよ」と慰めてくれたことを明かしたという。女王は、長年寄り添った夫のフィリップ王配を昨年4月に亡くしたばかりだった。
ウィリアム王子夫妻は先日、3人の子どもたちとともに女王が暮らしていたウィンザー城内のアデレード・コテージに転居したばかり。9歳のジョージ王子、7歳のシャーロット王女、そしてルイ王子は、女王が亡くなった9月8日(現地時間)に新学期を迎えたため、キャサリン妃はウィリアム王子とともにスコットランドのバルモラル城に向かわず、ウィンザーに留まったという。また、今年6月に行われた女王の在位70年を祝うプラチナ・ジュビリーでは、バッキンガム宮殿のバルコニーでルイ王子と女王が楽しげに会話する様子もキャッチされていた。
Text: Tae Terai