ヴィクトリアズ・シークレット（VICTORIA'S SECRET）のスキャンダルを扱った新たなドキュメンタリーが、アメリカのHuluで7月14日（現地時間）から配信される。『Victoria's Secret: Angels and Demons（原題）』は、同ブランドのめぐる数々の性的暴行や嫌がらせの告発の真相に迫るという。アドリアナ・リマやアレッサンドラ・アンブロジオら、「エンジェル」たちがステージを飾る毎年恒例のショーで人気を博したが、近年は元CEOのレスリー・ウェクスナーと「個人アドバイザー」だった性犯罪者故ジェフリー・エプスタインとの関係も明るみに出ていた。
『ヴァニティ・フェア』の元特派員として知られるマット・ティルナーが監督した同ドキュメンタリーは、6月のトライベッカ映画祭でプレミア公開され、「この伝説的ブランドの凋落は、ファッション界の裏側やビリオネアたち、ジェフリー・エプスタインらが密接に絡み合っている」と説明されている。
3部構成となる同作は、アメリカの企業やショッピング文化についても掘り下げるそうで、ティルナーはこう話す。「デザインの時代、デザインとマーケティングの世界、ファストファッションについて、さらにその背後にいる人々、彼らが振りかざす権力と影響力についてのものです」
Text: Bangshowbiz
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