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ジョニー・デップとアンバー・ハード名誉毀損裁判の陪審員、口を開く。

ジョニー・デップアンバー・ハードによる名誉棄損裁判の陪審団は、アンバーの「嘘の涙」を「気まずい」と感じていたそうだ。
Photo: Steve Helber/Pool via REUTERS

ジョニー・デップアンバー・ハードによる名誉棄損裁判の陪審団は、アンバーの「嘘の涙」を「気まずい」と感じていたそうだ。DV被害者としての経験を綴った「ワシントン・ポスト」紙の記事を巡り、元夫ジョニーから訴えられていたアンバーは、バージニア州フェアファックスで行われていた裁判で、陪審団が名誉毀損を認めたことから、1500万ドル(約20億円)の損害賠償の支払いを命じられた。

7人による陪審団の1人を務めた男性は、「ABCニュース」に匿名でこう明かした。「陪審団の大部分は、彼女を攻撃者だと感じていました。アンバーの話の多くはつじつまが合っていませんでした。彼女が泣いたり、陪審員を見つめる表情などに私たちは非常に気まずい思いをしました。一つの質問に答え、泣いていると思ったら、その2秒後には氷のように冷たくなっている。私たちの中には“嘘の涙”という表現を使う人もいました」

一方、証言台でジョニーははるかに「安定」していたそうだ。「陪審団の多くは、最終的に彼が言っていることの方が信じられると感じたのです」。しかし、陪審団はジョニーが完全に無実だとは思っていなかったそうで、「結局のところ、お互いが相手に対して虐待的であったというのが真実だと思います」と語った。

同裁判で、アンバーはジョニーに1億ドル(約130億円)を求めて逆提訴していたが、その訴えが一部認められて、ジョニーに懲罰的損害賠償として200万ドル(約2億7000万円)の支払いが命じられた。