ジョニー・デップの弁護団が、「アンバー・ハードは彼の人生と評判を永遠に変えてしまった」と非難した。「ワシントン・ポスト」紙にDV被害者としての経験を綴った論説を巡り、ジョニーから損害賠償5000万ドル(約63億円)求めて提訴されたアンバーだが、同記事の中でジョニーを名指しはしていないとして、1億ドル(約125億円)の損害賠償を求め反訴している。
バージニア州で4月11日(現地時間)に陪審員団が選出された後、翌日に裁判が開始、冒頭陳述でジョニーの弁護士ベン・チュウ氏はこう語った。「彼の名前は嘘と関連づけられています。彼の元妻が出した声明によってです。この裁判を通して、ハード氏の告発は、デップ氏が離婚を求めたことで促されたことが明らかになるでしょう。50年間、デップ氏を女性に対する暴力で告発した人は誰もいません」
「自らの利益のために夫について嘘をつくことを選んだことにより、アンバー・ハードはデップ氏の人生と評判を永遠に変えてしまったのです。これは名誉毀損訴訟であり、虚偽の言葉が公で発言された場合、それがどれほど破壊的になりえるかということに関する裁判です。誰かについて虚偽の発言をする人は、その責任を負うことになります。なぜなら言葉は重要だからです」
アンバーとジョニーは実際に出廷しているが、今後ポール・ベタニーやジェームズ・フランコ、イーロン・マスクはビデオ通話を通して証言するという。
Text: Bangshowbiz
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