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ロバート・パティンソン、『トワイライト』のオーディションでクリステン・スチュワートとキス中にベッドから転落。

『トワイライト〜初恋〜』(2008)のキャサリン・ハードウィック監督が、ロバート・パティンソンクリステン・シチュワートのオーディション秘話を明かした。

『トワイライト〜初恋〜』(2008)より。Photo: Album/AFLO

世界中で一大旋風を巻き起こした映画『トワイライト』シリーズ。ベラ・スワン(クリステン・シチュワート)とバンパイアのエドワード・カレン(ロバート・パティンソン)の禁断のラブストーリーを描いた本シリーズは、出演者同士の揺るぎないケミストリーも相まって数多くのファンを獲得した。そんなキャストたちの相性の良さは、オーディション時から明らかだったと、第1作目の『トワイライト〜初恋〜』(2008)の監督を務めたキャサリン・ハードウィックが明かした。

Spotifyのポッドキャスト「The Bid Hit Show(原題)」に出演したキャサリンは、キャスティング段階から成功を予感していたそうだ。オーディションは2007年にキャサリンの自宅で行われ、そこで初めてロバート・パティンソンに会った時の印象を、彼女はこう振り返った。「部屋に入ってきたロバートは、別の仕事の関係で髪を黒く染めていて、変な前髪をしていました。あと、少し体型が崩れていて、シャツも乱れていましたが、私はクリステンとどうなるか見てみようと思いました」

オーディションが始まると彼らのケミストリーは一目瞭然で、ロバートは見事、エドワード・カレン役を射止めた。しかし、ロバートとクリステンは役に入り込んでしまい、そこで激しくキスをするあまりに、ロバートがベットから落ちてしまったという。

「ロバートとクリステンは、私のベッドの上でオーディションを受けて、そこでキスシーンも演じました。けれど、あまりにも夢中になってしまった彼は、シーンの途中でベッドから落ちてしまったのです。私は頭の中でロバートに『落ち着け』と言いながら、小さな手持ちカメラを回し続けました(笑)」

『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』(2012)のベルリン・プレミアにて。Photo: Luca Teuchmann/WireImage

さらにキャサリンは当時21歳だったロバートに、まだ未成年のクリステンとは付き合わないように注意したことも語った。「オーディションの後、クリステンに意見を求めると彼女は『相手役はロバートじゃなきゃダメだ』と言いました。彼らのケミストリーは痛いほど伝わりましたが、絶対に違法なことをさせちゃダメだと思い、ロバートに注意しました。『クリステンは17歳で、私たちの国(アメリカ)では、彼女と性的なことをするのは違法よ』と。すると彼は『わかった』と頷きました」

『トワイライト』シリーズの全5作で共演したふたりは、すぐには交際に至らなかったものの、クリステンが19歳になった2009年に交際をスタートした。約4年間の交際の末に紆余曲折あって破局したが、昨年11月にクリステンは『ニューヨーカー』誌のインタビューで、「私たちは若くて愚かだった。私たちの関係がこの作品をより良くしたとは言わないけれど、ロマンスが必要だったし、この役を演じる誰もがそう感じる必要があった」と振り返っている。

Text: Carrie Wittmer
From Glamour.com