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エミリー・ブラントがブラック・ウィドウ役を断った理由。

エミリー・ブラントは、胸が張り裂ける思いでブラック・ウィドウ役を断ったそうだ。
Photo: Arturo Holmes/WireImage

スカーレット・ヨハンソンが演じるブラック・ウィドウ役は当初、エミリー・ブラントにオファーされたという。だが当時、FOXと映画2本の契約を交わしていたため、『ガリバー旅行記』(2010)の撮影時期と重なっていたことから、断るほかなかったそうだ。シリウスXMのラジオ番組に出演したエミリーは、「多忙ゆえに役を蹴ったのか」と問われてこう説明した。

「その話をはっきりしておきたいの。私は『ガリバー旅行記』の出演契約を交わしていた。『ガリバー旅行記』に出たくなかったわ。私は自分の決断をとても誇りに思っているから少しがっかりした。私にとってどの映画に出演するかっていうことはとても意味を持つものだから、つらかったわ。彼ら(FOX)に少し支配されている状態ね」

FOXの大ヒット映画『プラダを着た悪魔』(2006)への出演を勝ち取ったエミリーは、しばらく契約に縛られていたという。「私がやりたい映画はほかにもいくつかあった。ある時点で、オプション的な映画契約から解放される必要があると分かったの。常に頭にある感じで、私はそういうの嫌だったから。難しいことだったけど、最終的に無理やりやらされるとは誰も思っていなかったと思う。そうあることを願うわね。私は自分の選択をとても重視しているの。私ができるのはそれだけだから」

しかし、『ガリバー旅行記』の撮影は実際に始めてみると、とても楽しめるものだったそうで、ブラック・ウィドウ役のオファーについては誰にも話さなかったそうだ。そしてエミリーは、自身はスーパーヒーロー映画向きではないとして、「私は『アイアンマン』が大好きで、ブラック・ウィドウ役を打診された時は、『アイアンマン』に夢中だった。ロバート・ダウニー・Jrと一緒に仕事がしたかったわね。素晴らしいことになっていたと思うわ。でも、私はスーパーヒーロー映画向きだとは思わないわ。私はそういうの好きじゃないし。本当に好きじゃないのよ」と語った。

Text: Bangshowbiz