「料理合コン」だけでなく、男が通う料理教室も盛況だ。そこで、予約が取れない超人気レストランや知る人ぞ知るビストロ、さらにはマニアックなトラットリアなど、飲み食い賢者・愚者が通いつめる料理店の味に注目! 気鋭のシェフにカンタンにマスターできる料理のレシピを教えてもらった!
トリコになる角煮!
恵比寿の人気居酒屋「創和堂」のレシピ第3弾は、超人気メニューの「白味噌角煮」だ。その魅力はシンプルで豪快、食欲を刺激するビジュアルだけでなく、ひとたび食べると、箸が止まらないうまさにある。作り方はいたって簡単だが、調理時間が必要だ。「かけた時間がおいしさに比例します」とは、店主、酒井英彰さんのコメント。ありそうでなかった新しい角煮は、ヤミツキになること間違いなし!
創和堂のレシピ第1弾「アサリとキャベツのお浸し」はこちら
【材料】
豚バラ肉 300g
・豚バラを煮る時の香味野菜
ネギの青い部分 1〜2本分
ショウガ(スライス) 2〜3枚
ジャガイモ 50g
だし 360cc
みりん 45g
濃口醤油 45g
三温糖 12g
からし 好みで
油 適量
・白味噌たれ
白味噌 25g
だし 180cc
【手順】
1.フライパンで豚バラ塊肉を全面焼く。余分な脂はキッチンペーパーで吸い取る。
2.鍋に水を張り、1とネギの青い部分とスライスしたショウガを入れて沸騰するまで強火にかけ、沸騰後に弱火にする。30分茹でた後、火を止めて30分休ませる。これを3回繰り返す。
3.肉をざるにあける。ネギとショウガも捨てずに一緒においておく。
4.別の鍋にだし、みりん、濃口醤油、三温糖と3を入れて15分煮る。冷ましながら半日〜1日寝かせる。
5.白味噌タレを作る。別の小鍋に白味噌とだしを入れよく溶かし、1/3くらいの量になるまで煮詰める。
6.ジャガイモを皮付きのまま半分に切り、180℃の油で素揚げする。
7.5を温めて6のジャガイモとともに皿に盛り付ける。上から5の白味噌タレをたっぷりかけ、完成。好みで和からしを添えてもいい。
大学卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現地フレンチレストランに勤め、皿洗いから3番手となるほどまでに腕をあげて帰国。この頃から独立を夢みる。帰国後、「三笠会館」で3年間、クラシックなフランス料理を学ぶ。「zetton inc.」で経営のノウハウを修得し、渋谷の人気店「並木橋なかむら」に勤め、2018年に「酒井商会」を、2020年7月「創和堂」をオープン。両店とも瞬く間に予約困難となる。