23カ国語をあやつる！その方法は？

2013.04.24 10:06

ニューヨーク在住の16歳の少年、ティモシー君は、独学で幾つもの外国語をマスター。アラビア語から日本語、スワヒリ語まで23カ国語をあやつる。

●きっかけはダンスミュージック
ティモシー君が最初に学んだ外国語はヘブライ語。きっかけは、好きなイスラエルのダンスミュージックの歌詞を理解しながら楽しみたいと思ったことだという。

その後、フランス語、ラテン語、古代ギリシャ語、中国語、日本語などを独学し、今や23カ国語をあやつるスーパーマルチリンガルだ。

●外国語が使える面白さ
「言葉ができると、外国人の会話が分かって面白い。僕には分からないだろうと思って、失礼なことを言っている人に、やり返してやったこともある」とティモシー君。

また、会話が理解できるだけに、ついつい聞き耳を立ててしまう癖がついてしまったそうだ。

●何歳になっても外国語は覚えられる
一般に、赤ちゃんや、小さい子供のころからやらないと、外国語は習得できない、と言われており、大人が、これから外国語をマスターするのは無理なように思われる。

しかし、心理学研究者のフランソワ・グロスジャンによると、何歳になっても新しい言語の習得はできるという。

確かに、乳幼児が言葉を身につける速さには目を見張るものがあるが、大人になってからでも新しい言葉を覚えるのは十分可能なのだそうだ。

●鍵を握るのは、その言葉を使う必要性
前出の研究者は、「人は必要性があれば、その言葉を覚える。それは子供でも大人でも同じこと」と言っている。

ティモシー君は、好きなイスラエル音楽の歌詞を理解したい、という彼にとっては「必要な理由」があったから、ヘブライ語を習得できたのだ。

何かきっかけを作って、新しい外国語にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考
Telegraph.co.uk, 9 April 2013, “The American teen who speaks 23 languages”
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/northamerica/usa/9982151/The-American-teen-who-speaks-23-languages.html

23カ国語をあやつる！その方法は？

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